【撮影記録vol.15】アートな写真が好きなモデルと作品撮り

こんにちは、アート×写真家リョウ(@ryo_creativephoto)です。

ポートレート撮影を始めて約3年。フリーモデルの方と作品撮りをさせてもらえる機会が多くなって「アート×写真家リョウらしい写真」を見つけることができました。

そして写真撮影の依頼を受けるだけではなく、自分らしい常にアートな写真を表現する方法を研究しています。

そこで今回、僕とモデルさんと共につくったアートな写真をCOAサイトの中で、【アートポートレート】シリーズとして公開することにしました。

その第1回目は、ご自身でアートなメイクをされる器用なモデル「Maiさん(@xx_mogu_xx)」と作品撮りをした写真です。

撮影場所 : 京都府立植物園

coaフォト アート ポートレート

この時に撮影させていただきた場所は、京都府左京区にある『京都府植物園』。京都市営地下鉄『北山駅』下車3番出口のすぐ目の前にあるとても広い植物園です。

ブライダルの前撮りなどで利用されることが多いのですが、商用利用の場合は事前に管理事務所への連絡が必要で場所の利用料が発生します

今回の僕の場合は、モデルさんとの間に金銭のやり取りもなく、撮影した写真を販売するわけではないので駐車料金と入園料は以外は費用はかかりませんでした。ただし当日に管理事務所への申請が必要なのと、温室でのポートレート撮影は禁止です。

京都府立植物園には、くすのき並木、バラ園、梅の花、竹林など、いろいろな植物があるので、ポートレートの技術を磨くにはとても効果的な場所です。

撮影場所①「くすのき並木」

coaフォト アート ポートレート

coaフォト アート ポートレート

この日は天気も良く、京都府植物園に入ってすぐに見える「くすのき並木」のコースで撮影。奥行き感があるので、18-200mmズームレンズを使って撮りました。

18-200mmズームレンズ1台あれば広角からズームまで幅広い画角で撮影することができるので、レンズ交換の手間もなくテンポよく撮影を進めることができました。

ポートレート撮影はモデルさんとテンポを合わせながら撮ることも大切で、モデルさんもテンポよく撮影できると自然な表現がしやすくなるんですね。

撮影場所②「竹林」

coaフォト アート ポートレート

京都の嵐山のように広い竹林ではなく、1つのコーナーとして植えられている竹林ですが、撮り方によってはとてもアートな写真になります。

僕が撮影した竹林の写真では、モデルさんの背景に竹林を配置するのではなく、撮る側とモデルさんの間に竹を入れて竹越しにモデルさんを撮影しています。

coaフォト アート ポートレート

竹越しに撮影するコツは、手前の竹をほんのりぼかし気味に撮ること。そうすると、シネマティックな写真になって心が揺さぶられる写真になります。

僕は、絞りを調整しながら何回も撮影して「この写真良い!」と感じたら、その設定を基準にするようにしています。

coaフォト アート ポートレート

竹を入れずに笹の葉だけで撮るパターンもあります。笹の葉だけで撮ると竹林の茂み感が出て、また違った竹林のイメージになります。

撮影場所③「アートな木の前」

coaフォト アート ポートレート

coaフォト アート ポートレート

僕は流木が好きなので、変わった形で伸びている木を見ると写真を撮りたくなってくるんです。とくに、葉が枯れ落ちた木を見ると思わず写真を撮ることもあるし、今回のようにモデルさんに木の前に立ってもらったり、頑丈な木の場合は、写っても違和感がないシートを敷いてそこに座ってもらったり。

例えば、こちらの記事の中で僕が好きな木にモデルさんに座ってもらって撮影をした写真を公開しています。

木を見ると写真を撮りたくなる僕はよくモデルさんにイメージを伝える時に、「森感を感じる写真を撮りたい」と言っているのですが、ザックリしすぎているので、これまでの写真を見てもらうようにしています。

そして最後に、冒頭でも公開している梅の花の枯れ木の下で写真を撮って、その日の作品撮りを終えました。

coaフォト アート ポートレート

今回の京都府立植物園で作品撮りをするのにかかった時間は、約2時間。最初に撮影した「くすのき並木」が一番時間をかけて撮影しました。

京都府立植物園でポートレート撮影をするときに注意することは、次のようなこと。

  • 一般のお客様の迷惑にならないこと
  • 一般のお客様を写真に入れないこと
  • 三脚や照明機材を立てないこと
  • 立ち入り禁止場所には入らないこと
  • 商用利用の場合は使用料が必要
  • 個人撮影でも事前に管理事務所に連絡をすること
  • 必ず預かった許可書を付けて撮影すること(モデルは付けなくてもいい)
  • 温室でポートレート撮影は禁止
  • 駐車料金、入園料は必要
  • SNSやブログで公開することを伝えておくこと

これは屋外でポートレート撮影をする時の基本でもあるので、施設の管理事務所、一般のお客様、モデルさんの迷惑にならないように意識しています。

現在COAフォトでは、作品撮りのモデルになっていただける方を募集しています。「作品撮りのモデルになってもいいよ」と思っていただけた場合は、僕のInstagramからDMでメッセージを送っていただけると嬉しいです。


アート×写真家リョウのInstagram : @ryo_creativephoto

撮影地域 : 京都、滋賀、奈良、大阪

「撮影した写真をSNS、プログ、写真家公式サイトで公開してもいいよ」というモデルさん。もちろん撮らせていただいた方の紹介をさせていただきます。

※肌の露出が多い撮影はありません、屋外での撮影、撮影時間は1〜2時間程度、撮影データを全てお渡し、撮影場所へは直行直帰、衣装やヘアメイクはお任せ(事前に擦り合わせて決めたいです)。当日が多少の雨でも撮影します。


写真撮影
無料相談受付中

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アート×写真家リョウ

アート 写真家 リョウ

写真撮影の相談

新着記事

  1. 【京都の桜】地元『宇治市』の桜をアートに撮ってみました

  2. ストーリー性のある写真が購買意欲を上げて『伝わる写真』になる

  3. 【雨の日の写真撮影テクニック】雨にしか撮れない写真で心を惹きつける方法

  4. 【撮影記録vol.20】京都北山で雨の日のシネマティック写真を撮る

  5. 【撮影記録vol.19】愛犬とお子さんとの思い出の写真をドラマチックに撮る

  6. 【撮影記録vol.18】陶芸家のコンテスト応募用の作品撮影

  7. レトロな写真でドラマを作る。心が惹きつけられる写真のあり方。

  8. これから写真家として、理想のフォトライフを過ごしていくためには。

TOP