ポートフォリオサイトを作るとき、
多くの写真家が「どの写真を載せるか」に悩むはず。
撮った写真をただ並べるだけでは、伝わり方が弱くなる。
ポートフォリオに必要なのは、
「上手い写真」ではなく「見せるために選んだ写真」である。
今回は、写真家としてポートフォリオに載せる写真の選び方を
僕なりにまとめてみよう。
目次
ポートフォリオは「作品集」ではなく「設計された見せ場」
ポートフォリオとは、
撮ってきた写真を、ただまとめる場所ではない。
自分の世界観を伝えるために設計するギャラリーである。
なので、選ぶべきは「良い写真」ではなく、
「伝わる写真」を選ぶべきだ。
選び方① テーマを統一する
まずポートフォリオに重要なのは、軸になるテーマである。
テーマに軸がなければ、どれだけ写真が良くても、
見る人の印象に残らないし、何も伝わらない。
例えば、僕のテーマは、
・雨の日の空気感
・余白
・シネマティック
である。

このように世界観を決めることで、
サイト全体に統一感が生まれてくる。
こうして初めて、ポートフォリオサイトが役割を持ち始める。
ポートフォリオサイトの役割については、
こちらの記事で詳しく解説している。
選び方② 似ている写真は思いきって削る
ポートフォリオを作る上でよくある失敗が、
「気に入ってる写真をとにかく載せる」ことである。
しかし、それは逆効果だ。
なぜなら、似た写真が並ぶと、1枚の印象が弱くなるからだ。
ポートフォリオで大事なのは、
「1枚1枚に役割を持たせる」ことである。
同じ構図、
同じ雰囲気の写真。
それらは、1枚に絞るくらいがちょうどいい。
あえて余白を残すことも
ポートフォリオにとって大切なことである。
選び方③ 最初と最後に印象を残す写真を置く
人はすべての写真をじっくり見るわけではない。
だからこそ、最初と最後に強い写真を配置することが重要になる。
最初の1枚で惹きつけ、最後の1枚で余韻を残す。
これを意識するだけで、ポートフォリオ全体の印象が大きく変わり、
視線が物語のように自然に流れていく。
「見ていて飽きない不思議感」
「気づけば惹きこまれていた」
こう印象を残すことができれば、価値へとつながる。
選び方④ 写真のクオリティを揃える
ポートフォリオで最も重要なのは、
写真ごとの完成度を揃えること。
1枚だけ飛び抜けて良くても、
他が弱ければ全体の評価は下がってしまう。
特に重要なのが、「色」と「光」の統一感だ。
ここが揃うだけで、一気に“作品感”が出る。
その重要な役割を担うのが、“仕上げの工程”だ。
僕はこの仕上げの工程で、『Luminar Neo』を使うことが多い。
細かい光のニュアンスや色のトーンを整えることで、
ポートフォリオ全体の統一感が作りやすくなる。
特に「あと少し雰囲気を作り込みたい」というとき、
Luminar Neoは、力強く背中を押してくれる。


