夏の日差しが強い8月に京都で撮影したポートレート写真を、ポートフォリオサイトに追加しました。
今回はゆる〜く、8月の暑い日にポートレート撮影をした様子について書いていますが、暑い日に屋外でポートレート撮影をする時に気をつけておくことについても触れていますので、興味があれば読んでみてください。
目次
以前の撮影会からの繋がり
以前に当ブログでも紹介したことがある、京都のレンタルスペースで開催した着付師さんとのコラボ撮影会。その時ご依頼いただいた方と、ちょっとしたことから実現した今回の作品撮り。
仕事ではなく、お互いの魅力を引き出す勉強のために行った作品撮りでしたが、僕自身もモデルさん自身もとても価値のある撮影の時間を過ごすことができました。
着付師さんとのコラボ撮影会については、以前に書いたこちらの記事があるので、合わせて読んでみてください。
【失敗談】京都市内での作品撮り
今回撮影した場所は、プライバシーの関係で詳しく説明することはできませんが、京都市内のレトロな雰囲気があり、太陽の光が綺麗に反射して色鮮やかな緑色がある場所でした。
と言っても、下記の写真を見れば知っている人はすぐにどこの場所なのかわかるでしょう。
商用目的ではなくても連絡は必要
なぜ詳しい撮影場所を言わないのかというと、今回の撮影に関しては僕個人の趣味的な感覚で撮影をするだけだったのですが、撮影している風景が商用目的に見えたようで、その場所の関係者から撮影許可について聞かれたからなんです。
もちろん個人的趣味の範囲での撮影と考えていたこと、建造物が認識できる写真は公開しないという考えがあったので、連絡をしていませんでした。
関係者の方からすれば、何かの「モデル撮影」だと思ったのかもしれませんね。商用目的ではなくても、事前に撮影について聞くことは大切です。
事後報告ではありましたが、翌日に管理事務所へ撮影をした目的や撮影をした場所、趣味アカウントSNSへの公開について確認したところ、
「商用目的ではなければ今回は構いません。ただし、今後はご連絡をお願いします」
とのお返事をいただきました。
今回は自分で判断
すごく柔軟な対応をしてくれた関係者の方の気持ちを考えると、僕の勝手な判断でSNSに公開するのは申し訳なく思い、場所の特定ができる写真はモデルさんと僕の中だけの記憶に残すことにしました。
そんな状況になってしまったにも関わらず、モデルさんにはレタッチ後の写真をとても喜んで受け取ってもらえたので、これはこれで価値のある撮影ができたと思います。
【前向きな話】撮影に向けて
今回の作品撮りでは、緑の中で差し色になる赤系の衣装をモデルさん自身に準備をお願いしました。
その赤系の衣装は、今回のモデルさんがインスタグラムで公開されていた衣装で、僕自身も今回のようなモード系の衣装で撮ってみたいと思っていた衣装だったので、事前の打ち合わせはとてもスムーズにできました。
作品撮りをする時は事前にテーマを決めて、そのテーマに会うモデルさんを探し、事前にモデルさんとイメージを共有することが大切です。
下記の記事を参考に読んでみてください。
暑い日の撮影で気をつけること
撮影をした時間帯は午前10:00でしたが、流石に真夏の炎天下での撮影はモデルさんの体調を見ながら撮影することになるので、いろいろな事に意識を貼らないといけませんね。
- モデルさんの疲れ具合
- まめに水分を取ってもらう
- できるだけ影になる場所を探す
- 鮮やかな緑色の木や草を効果的に使う
- 光の当たる角度を意識する
とくに夏の暑い日の撮影は、撮影する側も熱中症には気をつけないといけませんが、モデルさんにもマメに水分を取ってもらわなければいけません。
今までポートレート撮影をしてきた経験から気づいた事ですが、モデルさんはポージングや表現に集中しているため、休憩を取らずに頑張る人が多いんです。
だから撮る側が、ちょうど良いタイミングで休憩をとるように伝えることも大切なんです。
一般的に、フリーモデルの方と撮影をする場合の時間は「1〜2時間」がちょうど良いと言われています。
休憩ばかり入れると撮影時間がなくなるので、僕の場合は撮影ポイントの移動を利用して休憩したり、2回くらい10〜15分の休憩を入れるようにしています。
ポートフォリオサイトを見てみよう
こうしてフリーモデルさんと作品撮りをした写真を、僕が運営しているポートフォリオサイトに追加しました。
ポートフォリオサイトを持っておくメリットは、365日24時間休まずにオンライン上で営業をしてくれているのと同じ効果があること。
写真家、デザイナー、芸術家など、クリエイティブな仕事に関わる人にとってはとても必要なツールです。
これからは暑い日差しもどんどん弱くなって、屋外での撮影がしやすくなる季節にやってきます。
そろそろアート×写真家の活動を再開する準備をしていこうと思います。
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