滋賀県の琵琶湖が一望できる場所でモデルと作品撮りをした話

「つながり」とは不思議なものだ。

以前に京都の着付け師さんとコラボで撮影会をした時のお客様と、その後も僕の作品撮りをしてもらえることになった。

そのお客様、いや「モデル」さんはアートメイクが好きで、ご自分でアートメイクをする器用な方。

「モデルの経験はほとんどない」と言っていたが、その自然な振る舞いが良かったので、その後も個人的な作品撮りに協力してもらうとことになった。

まずはモデルの紹介

今回のモデルは『もぐおちゃんねる(@xx_mogu_xx)』さん。

もぐおちゃんねるさんのインスタグラムを見ると、アートに感じる写真が投稿されていて、どれを見てもオシャレでアート。

投稿の仕方も独特で、写真が好きなことがわかる。

そんな「もぐおちゃんねる」さんのインスタグラムのアカウントがこちら。


『もぐおちゃんねる(@xx_mogu_xx)』

今回「もぐおちゃんねる」さんと作品撮りをした場所は、滋賀県大津市にある琵琶湖の畔

「滋賀県にくることはほとんどないので新鮮です」と言っていたので、当日の作品撮りを楽しんでもらえただろう。

事前に琵琶湖に下見をしに行って良かったと思っている。

コスプレも好きなモデル

「もぐおちゃんねる」さんの投稿を見ているとコスプレ写真も多く、とにかくクリエイティブなモデルさんと言う印象がある。

これまでに4回ほど作品撮りをさせていただいたが、毎回ぼくがイメージしているメイクと衣装で撮影にきてくれる。

下記は、写真家も登録している、写真公開サイト「500px」にアップしている僕が撮影した写真。

午後3時から撮影スタート

この日撮影を開始した時間は、夕日の時間をねらうために「午後3時」から撮影を始めたが、寒い季節の太陽は沈むのが早く、午後3時でも、遠くにある山に太陽が沈みかけるくらい。

僕は心の中で少し焦りながら撮影をしていたが、モデルに気づかれないように、平静をよそおいながら撮影を続ける。

写真家が焦っていると、モデルさんは「この写真家さん、本当に良い写真を撮ってくれるのだろうか?」と不安になってしまう。

どんなトラブルが起きても「平常心」を保たなければ、魅力のあるアートな写真を撮ることができない。

せっかく、僕が希望したクールでかっこいい黒系コートとワイドパンツを着てもらって、赤色したヘアスタイルがクリエイティブな感じになっているのに、良い写真が撮れなければ申し訳ない。

もともと僕は美容師をしていたこともあって、色とりどりのヘアーカラーやクリエイティブなヘアースタイルは好きな方だ。

だから今回のモデルの雰囲気と好きな琵琶湖で撮影ができると考えると、プレッシャーになっていたが撮影に集中して、イメージ通りの写真を撮ることができた。

では、今回撮影した写真を数点ご紹介させていただきます。

写真家リョウの作品紹介

最初の写真はこちら。

モデル自身がアートなメイクをしてくれたので、思いきってズーム気味で撮った写真。

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデルを正面に右側から太陽の光が当たる位置で撮影し、顔半分が影になるように向きを調整した。


続いて下記のの2枚の写真だが、僕の好きな顔の角度で、太陽の光がモデルの後頭部から当たるように、あえて顔を暗くして撮る。

アート×写真家リョウ 作品撮り

アート×写真家リョウ 作品撮り

後頭部に光が当たって顔に影ができると、心の奥から感情が溢れ出しているような写真になって、心が惹きつけられる。

余白を後頭部側に入れることで、映画のワンシーンのようにストーリー性を感じる。


次はこちらの写真だが、僕がよく使う『ちょこん。の構図』。

アート×写真家リョウ 作品撮り

以前にも当サイトで話したことがあるが、この構図は壮大な感じを表現したい時に使う構図。

余白をモデルより広く使うことで、他の写真とのメリハリが出て面白くなる。

構図については下記の記事で解説しているので、ぜひそちらも参考に読んでほしい。


そして次はこちらの写真。

アート×写真家リョウ 作品撮り

琵琶湖の青い風景ばかりだと代わり映えしないため、森感のある場所でも撮影した。

冬の太陽は思っているより沈むのが早く、琵琶湖背景ばかりではなく、こう言った木が覆い茂った場所もアートな写真になる。

このとき使ったレンズは「55-250mmズームレンズ」。焦点距離を「135mm」に合わせて、モデルから距離をとって撮影をした。


そして次はこちらの写真。

アート×写真家リョウ 作品撮り

撮影日の前日が雨だったこともあり、撮影場所の駐車場には水たまりができていた。

夕暮れの時間帯に、水たまりにリフレクトするモデルのシルエット。ここでもアートな写真になりそうだったので、日が沈む前に急いで撮影した。


そして最後にこちらの写真。

アート×写真家リョウ 作品撮り

今回撮影した写真の中で、僕が最も気に入っている写真だ。

錆びれた街灯、クリエイティブなモデル、覆い茂った木を背景にした写真。僕がイメージしていた世界「レトロでアートな写真」だ。

先日に別のモデルと作品撮りをした京都の北山の写真も、映画の中に出てくるような写真が撮れて満足している。

今回の写真も、自分なりに納得のできる作品撮りができたと思っている。

最後に

最後に

まだまだ紹介したい写真はたくさんあるが、インスタグラムの方で公開しているので、ぜひこの機会にフォローしておいてほしい。

京都の写真家リョウのインスタグラムはこちら

写真家リョウの額装作品
coa#09『帰路』

日常の中に見つけた
アートな世界。
シンプルで心にゆとりが生まれる
額装写真。

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