「SNSのフォロワーがなかなか増えない!」
「ホームページにはどんなプロフィール写真を載せればいいの?」
写真で第一印象が決まってしまうプロフィール写真。
進化したカメラ機能がついたスマホを持ってるからと言って、自撮りしたり「なんとなく良い感じ」と思って使っていませんか?
だけどちょっと待ってください。
プロフィール写真は、ブランディングの入り口となるとても重要な写真になります。
SNSのアイコンにする写真、ホームページのプロフォフィールに載せる写真、アーティストとしてアピールする写真など、相手を引き込むことができればそこから「ファン」につながります。
そこで今回は、人の心を揺さぶる魅力的なプロフィール写真にする方法について話したいと思います。
これから個人でブランディングをする人、インフルエンサーを目指している人は、ぜひ今回の記事を読んで、魅力的なプロフィール写真をつくってみてください。
目次
ストーリー性を意識する
まず魅力を感じる写真にするための大前提として「ストーリー性」を感じる写真を意識することが大切です。
そもそも写真は静止画で、映画のように動きや音をたしてストーリーを伝えることができません。
もちろんスライドショーにすれば簡単にストーリーを伝えることはできますが、SNSやホームページの画像にスライドショーを作るのではなく「写真×文章」でストーリーを伝えます。
ストーリー性を感じる写真とは
Model 『海国りん(@mikunirin_)』さん
「ストーリー性を感じる写真」と言っても、先ほど言ったように何枚もの写真を動画のように動かすわけではなく、写真を見てその裏側にある背景(過程)を想像したくなる写真にするということです。
そこでストーリー性を効果的に感じてもらうことができるスキルが「ストーリーテリング」です。
ストーリーテリング
ストーリーテリング とは、人間味のあるストーリーを伝えることで共感が生まれて、相手の感情を揺さぶって自分に惹きつける方法です。
最近では、コンテンツマーケテイングなどでよく使われる手法ですが、正しく使えば、SNSでも集客できるほどのチカラがあります。
ストーリーテリングをSNSの投稿に使うことで、そのアカウントに興味を持ってもらい、フォロワーにつなげることができます。
ストーリーテリングをどこで使う?
ストーリーテリングを使う場所にはいろいろありますが、SNSで一番よく見られている部分が「プロフィール欄」です。
SNS以外だと、以下の部分がよく見られている部分になります。
- マッチングアプリの「自己紹介欄」
- サイトの「プロフィールページ」
- サイトの「コンセプトページ」
今回の場合はSNSをベースに話していて、とくにインスタグラムのプロフィール欄を魅力的に見せる方法についての参考にしてください。
SNSプロフィール欄の使い方
SNSのプロフィール欄には文字数の制限があます。
- インスタグラム→「150文字」まで
- Twitter→「160文字」まで
- Facebook→自己紹介欄「101文字」まで
なので、できるだけ簡潔に「何をしている人」で「何を投稿しているアカウントなのか」を伝えなければいけません。
そしてサイトやブログがあれば、プロフィール欄にURLを記載することも可能です。
下記の画像は、僕のインスタグラムのプロフィール欄です。
「何をしている人→写真家」
「どんな写真を撮影している人→Cinematic photographer」
「どの地方で活動をしている人→京都」
「オリジナルのタグ→#coa_フォト」
そしてURLには、当サイトのトップページへ移動できるようにしています。
URLをトップページにしている理由は、「COAとは何?」「どんな写真をとっているの?」をわかりやすくまとめている部分がトップページだからです。
そこからさらに詳しい情報を知りたい人は、他のページも見てもらえるので、より深いファンにつながりやすくなります。
画像引用元 : 写真家リョウのインスタより
サイトを持っていないという人もいて、「これからサイトを持つのは大変だし」「サイト運営は苦手」という人もいます。
そんな場合は、無料でも使える「note」でプロフィールだけを制作して、そのURLをSNSのプロフィール欄に貼り付ける方法がおすすめです。
ちなみに僕も「note」を使っているので、参考に見てもらえるように下記にリンクを貼っておきます。定期的に更新もしているので、この機会にフォローをしてもらえると嬉しいです。
サイトで魅力的なプロフィールを書く
SNSには文字数制限があるため、できるだけ簡潔に魅力が伝わるプロフィールを書くことが大切です。
だけどそれだけでは伝わらない部分があるので、さらに詳しくどんな写真家なのかを知ってもらうためにサイトへ移動して、相手を巻き込む工夫をしなければいけません。
そんな時に、サイトのプロフィールページに「ストーリーテリング」が重要になってくるんですね。
たとえば、一般的なホームページのプロフィールページを思い浮かべてください。
プロフィールページには、以下のようなものを書いているサイトが多いです。
- 自分の活動内容や活動状況
- 簡単にまとめた活動のコンセプトや理念
- 主な活動地域
- 簡単な経歴
- SNSへのリンク
もちろんその内容は必要なものです。
だけど上記の項目を紹介しているだけのプロフィールを見ても、人間味が少ないため共感されにくいんです。
そこで、これまで自身が経験してきた失敗や写真家としての想いを、ストーリー調で書くことで心に響かせることができます。
ストーリーを伝える目的は、共感できる部分をつくって興味をもってもらい、自分の魅力を身近に感じてもらうことです。
共感してもらうためには、
「自分にも同じ経験がある」
「自分も同じ想いを持っている」
「自分もその想いに賛同したい」
と思ってもらえる、嘘偽りのないストーリーを伝えることが大切です。
共感されやすいストーリー
ストーリーを伝えるには、失敗した話や悩んだ時期の話しを入れると共感されやすいです。
良いカッコをしようと、成功した話ばかり書いても共感してもらうことはできません。
自分がこれまでにどんな人生を歩き、どんな失敗をしてきたのか。
さらに今の活動の中で、何を目指しているのかを書くことで、
「自分と同じ経験をして身近に感じる人だなぁ」
と、相手から興味を持ってもらえて長期的に交流することができます。
さらにプロフィールを書いたら、成長するについれて、どんどんアップデートする必要があります。
その時に経験してきたことを書いたり、新しく始めたことをどんどん追加していきます。
僕のプロフィールページを下記に載せておくので、参考にしてもらってもいいです。
その次に重要なのは、どんなプロフィール写真をSNSで使えばいいのかということなんですが、結論から言えば、そのアカウントの顔になる写真で長期的に使える写真です。
認識されやすい写真
SNSのプロフィールに使う写真は、認識されやすく頻繁に変更しなくてもよい写真をつくることです。
そのアカウントらしさがあれば、加工した写真でもいいと僕は思います。重要なのは、頻繁にプロフィール写真を変更しないことです。
なぜなら、頻繁に写真を変えることでフォロワーさんが「この写真(アイコン)誰!?」と迷ってしまうからです。
顔出ししなくてもOK
SNSをしている人の中には「できれば顔出ししたくない」という人も多いですが、後ろ姿でもシルエットでも、その人らしさがあればOKだと思います。
もちろん顔出しをした方が「安心感」はありますが、顔出ししなくてもフォロワーが多いアカウントはあります。
ちなみに僕のインスタグラムのプロフィール写真は、貯金したお金で初めて買った一眼レフ「Canon40D」で撮影をしている写真です。
趣味で始めるために一眼レフを買い、お気に入りの滋賀県琵琶湖に風景の撮影に行った時に、知人が横向きの僕をローアングルから撮ったシルエットの写真を使っています。
僕自身カメラに写ることが苦手で、20歳以降は自分の姿が写っている写真はほとんどないほど。でも、このシルエット写真だけは、好きな一眼レフで撮影している瞬間で、とても気に入っています。
この写真を撮ってもらった時期は30代。今は48歳のおじさんになってしまいましたが、「永遠のカメラ小僧」として生きていくために、この写真を使っています。
カメラ目線じゃなくても良い
プロフィール写真といえば、モデルさんのようにカメラ目線を意識して笑顔の写真をよく見かけます。
例えば、以下のような写真です。
画像引用元 : PAKUTASOフリー写真素材より
もちろん、このような写真は明るくて綺麗に見えて良い写真です。
でも定番のポージングの写真は、自分らしさがなく、ストーリーがイメージしにくいと僕は思うんです。「モデルしてます!」ってアピール感の方が強くなってしまうような気がして。
もちろん仕事上、そう言った写真じゃなければいけない場合は別で、商品やファッションをアピールする写真とか、ダイエットに使うイメージ写真の場合。そのような写真は、基本的なポージングで撮影する方が良いでしょう。
でも、自分をブランディングするために使うプロフィール写真の場合、日常的で自然な表情をしている写真の方が魅力的に感じます。
カメラ目線じゃなくても、真横を向いている写真でも、上を向いている写真の方が魅力を感じます。
魅力的な写真なら、写真を見ただけで認知されて「あの人に関係している情報だ」と、自分の情報を見てもらえます。
SNSの写真は頻繁に変えない
先ほども言ったように、SNSでは1度決めたプロフィール写真(アイコン)は、できるだけ頻繁に変えないことをおすすめします。
その理由は、頻繁に変えることでフォロワーさんに迷いを与えてしまうからです。
写真を頻繁に変えると「あの人のアカウントどこにいった?」となったり、見たことないアイコンだと思って、フォロー解除されるおそれがあります。
といっても、「気にいった写真が撮れたから変えたい」と思うこともあるでしょう。
そう言った場合は、SNSの投稿で「プロフィール写真を変更しました」と伝えておくことで、フォロー解除をふせぐことができます。
その場合の投稿も、なぜ写真を変えたのか、どういった経緯で撮られた写真なのかをストーリー調で伝えると、新しいプロフィール写真でもおぼえてもらうことができます。
魅力的なプロフィール写真を撮ってもらう
ここまで、魅力的なプロフィール写真について話してきました。といっても、プロフィール写真そのものに魅力がなければストーリーすら読んでもらえません。
なので、プロフィール写真に魅力がなければいけないし、プロフィール紹介文にも魅力がなければいけません。
つまり、どれか1つに魅力があってもダメで、全てのバランスを考えて、それぞれに魅力が必要だということになります。
「ぜひ魅力的なプロフィール写真を撮ってくださいね」
なんて言葉でしめくくってしまうと中途半端な記事になってしまいますので、ここからは「魅力的なプロフィール写真をつくる方法」についても話しておきたいと思います。
自撮りには限界がある
今の時代は、スマホのカメラ機能の進化もあって、スマホで自撮りをする人も増えてきました。
だけどいくらスマホのカメラ機能が進化しているからといっても、一眼レフにまだ追いついていない部分があります。
たとえば「背景のぼかし具合の調整」「明るさの質感」「色温度のバランス」です。
ズーム機能も、スマホカメラでズームをするのと一眼レフのレンズでズームをするのとでは、画質が全然違います。
SNSを仕事(集客)として使用するなら、一眼レフで撮影したクオリテーの高い写真を使いたいものです。
クライアントが企業の場合、SNSのプロフィール写真の質も気にしているかもしれません。
「スマホで自撮りした写真を使っています」と聞かされるのと、「プロの写真家に撮ってもらいました」と聞かされるのとでは、仕事に向き合う情熱の強さが違ってきます。
前者は「なんだSNSは趣味程度か」と思われるかもしれませんが、後者は「SNSにもそこまで力を注いでいるんだ」と良い印象を持ってもらえます。
なのでいくらSNSだからといっても、仕事として使うなら一眼レフで写真家に撮ってもらう方が価値はあります。
費用を抑えてプロフィール写真を撮ってもらう
通常だと、写真家にプロフィール写真を撮ってもらうと、安くても「1時間 / 2〜3万円」はかかってしまいます。
「空いた時間にちょこっと撮影してほしいのに1時間は必要だなんて…」
「SNSのプロフィール写真を撮るだけなのにこんなに高いの…」
とか、思っている以上にプロフィール写真の撮影には費用がかかります。
だけど最近はフリーランスカメラマンが増えてきたことで、隙間時間で低価格で撮影をするサービスもたくさんあります。
例えば「ふぉとる」と言うサイトがありますが、フリーランスカメラマンが多く登録していて、費用も安めなのでおすすめです。
SNSを見ている人の心理をイメージする
プロフィールを魅力的に伝えるためのストーリーの発信の仕方、魅力的なプロフィール写真の撮影を依頼する方法もイメージができましたか?
あとは、フォロワーを増やすだけ。なんですが、フォロワーはそんなに簡単に増えないのがSNSの難しいところ。
そんな場合は、フォロワーの気持ちになって「この人をフォローしたくなる」と思う理由を考えてみましょう。
フォロワーになる自然な流れ
フォローするためには、自然な流れがあります。
ここで、SNSを見ている人の心理について考えてみましょう
- 検索されやすい投稿を続ける
- たまたま見たアカウント画像が魅力的だった
- 気になってプロフィールを見た
- 共感できる部分があったのでフォローした
実はこの1〜4の流れを意識することで、フォロワーを増やすこともできます。
僕の場合はSNSをメインにしているわけではないのでSNSのフォロワーは400人程度です。
だけど、COAフォトでその流れを意識していることで閲覧ユーザーが増え続けています。
僕はこの写真家ブログCOAフォトを始めて約10ヶ月。
SNSでは拡散せず、自然検索だけで閲覧ユーザー数が『1ヶ月/891』と徐々に増えてきています。
フォロワーになる自然な流れ
Googleで『フォロワー 増やし方』と検索すればたくさん増やす方法が出てきます。
「#(ハッシュタグ)を限界まで入れよう」
「毎日1投稿はしよう」
「いいね巡りをしよう」
など、どのサイトを見ていても同じようなことが書かれていますが、正直言って効率が悪いです。
しかも、フォロワー増加と言う見えないゴールをいつまで追い続けてればいいのかわかりません。
僕もフォロワー増加を目指して『いいね巡り』をしていましたが、突然『アカウント一時停止』になってしまいました。
SNSの運営会社から、
「あなたのアカウントはスパムに乗っ取られた可能性があります」
と連絡がありました。
対策として、パスワードを変更したり、運営会社にメッセージを送ったり、2段階認証を適用したり。
おそらく、2段階認証とパスワード変更のおかげで元に戻ることができたんだと思います。
SNSのフォロワーを増やすことに必死になりすぎると、僕のような失敗をすることになりますので、気をつけてくださいね。
最後に
今回は、人の心を揺さぶるプロフィール写真の作り方について話してきました。
そこで必要になってくるのが、写真にストーリー性を感じさせることです。
写真にストーリー性を感じさせると言っても、写真そのものにストーリーをのせることはでいないため『ストーリーテリング 』を取り入れる必要があります。
これまでの人生で、経験してきたことや想いを伝えて共感してもらえるポイントを作ることが重要です。
ただSNSのプロフィール欄で伝えるのには、文字数に限りがあると言うことを考えなければいけません。
Instagramは150文字、Twitterは160文字と言う文字数制限があります。
そこで、魅力のあるアイコン写真にするためには3つの方法があります。
- 投稿でストーリーテリングを使う
- サイトのプロフィールページに誘導する
- 魅了的なプロフィール写真を撮ってもらう
さらにSNSのフォロワーを増やすためには、フォロワーになる自然な流れを意識する必要があります。
魅力的なプロフィール写真を作る
アート×写真家リョウは、心が揺さぶられるストーリー性のある写真を撮影しています。
モデルさんを探し続ける日々
2020年から本格的に写真活動を始めて、翌年の2021年からの1年間は、心が揺さぶられる魅力的な写真について研究してきました。
始めは人物を撮影するために、SNSから自分が魅力的だと感じたモデルさんにDMを送って、ポートレート撮影をお願いすることもありましたが、実績がない僕の撮影はなかなか受けてもらえるものではありませんでした。
でも僕は諦めずにDMを送り続け、自分のサイトにモデル募集の広告を出し、カメラマンとモデルのマッチングサイトにも登録して写真活動を続けてきました。
すると、あるモデルさんとの出会いによって、ポートレート撮影をすることができるようになったんです。
心の芯まで響く魅力を感じてもらえる写真
そこから2022年までの1年の間に、13名のモデルの方と作品撮りができことで、僕らしい「心が揺さぶられるストーリー性のある写真」を見つけることができました。
僕が現在コンセプトにしている『心の芯(コア)まで響く魅力的な写真』は、ここでしか感じることができないものです。
そして、アート×写真家の活動を進める上で身につけてきた、ブランディングやマーケティングの知識を使って、納品後も魅力的な写真を作るサポートいたします。
撮影や作品撮りに関する内容は、下記のページからご確認いただくことができます。
写真撮影費用の目安
京都のアート写真家リョウの撮影費用の目安は下記のようになっています。
ホームページ制作に使用する写真、商品写真、イメージ写真、プロフィール写真、カップルフォトなど。
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