2025年3月22日、神奈川県鎌倉市で、クリエイティブなモデルの方と撮影を行った。
今回のテーマは「海岸×シネマティック×撮影」。
この記事では、撮影当日の様子や撮影のこだわりポイント、そして完成した作品をご紹介している。
目次
撮影コンセプト。鎌倉の海岸をシネマティックに切り取る
今回の撮影では、鎌倉の海岸や街並みを背景に、映画のワンシーンのような世界感を意識して撮影をした。
事前にモデルの方には「鎌倉駅を目指すけど途中で良い場所があれば下車して撮りましょう」と伝えていたので、意外とスムーズに作品撮りができた気がする。
今回、鎌倉で作品撮りを共にしたモデルは『葵美月(@aoimzk_)』さん。
多彩な才能をもつモデルの方と「非日常的な世界と風の動きまでを感じられる一枚」をイメージして、背景に溶け込むようなモデルさんのナチュラルな表情にどんどん引き込まれていく。
そのおかげもあって、映画のようなシーンを撮ることができた。
撮影スポット紹介。海岸でのロケ撮影
撮影場所は、藤沢駅から江ノ島電鉄に乗って、下記のスポットを中心に行なった。
・七里ヶ浜海岸
・由比ヶ浜
特に、晴天の日の海岸ではシネマティックな雰囲気を演出するのに最適。そこへ、風が吹いて髪がなびいて動きのある写真になる。
撮影当日の様子。シネマティック撮影の工夫とエピソード
当日は、快晴で柔らかい光が差し込む最高の撮影日和だった。
土曜日ということもあって、江ノ島電鉄が終始満員。
最初に降りたのは『鎌倉高校前』駅。映画やドラマでよく見るあの風景。

この日の撮影後に、もう一度、七里ヶ浜に戻って風景を撮っていたが、その時の印象は下記の記事で話している。
撮影では、以下の点を意識して撮影をした。
- 逆光を活かした映画的な光をイメージ
- 背景の観光客をフレームから外し静けさを演出
- モデルの動きに合わせてシャッターをきる
途中、強風でモデルのヘアースタイルがバサバサになるシーンもあったが、その乱れ具合も映画のワンシーンのようで印象的だった。
作品公開。鎌倉の海岸で撮影したシネマティック写真
それでは3枚ほど、鎌倉でモデルの方と作品撮りをした写真を紹介しよう。
クリエイティブなモデルさんの表情にも注目して見てほしい。
作品1、潮風に揺れる視線

作品2、逆光と黄昏

作品3、海岸沿いのシネマ

まとめ
「海岸×シネマティック×撮影」というテーマで行った今回の作品撮り。
日常の風景を映画のように切り取ることで、鎌倉の新たな魅力を引き出すことをイメージした作品撮り。
モデルさんの落ち着いた表情と、クリエイティブで自然な表現が、僕の写真の世界をより魅力的にしてくれる。
シネマティック写真は、写真家の技術だけではなく、モデルさんとイメージを共有することで完成するもの。
僕の課題は、もっとモデルさんにイメージをわかりやすく伝えることだと思っている。
撮影のコンセプトを共有することで、よりシネマティックで心が揺さぶられる写真を撮ることができるだろう。
今後も、シネマティックな作品を公式サイトで随時公開していきます。
最後に
今回、鎌倉で作品撮りをさせていただきた葵美月さんと、ちょっとした話からコラボ企画を進めることになりました。
まだ企画段階なので、コラボ内容についてはこれからどんどん煮詰めていきますが、詳しいことは、僕が立ち上げた個人ブランド『雨の雫』のサイトをご覧ください。
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