新しいことを始めるには『キッカケ』というものが必要になる。
その『キッカケ』をつくるのは自分自身で、そのキッカケから新しい企画が生まれた。
その企画とは、個人にランドとして立ち上げた『雨の雫』とハンドメイドキャンドル作家『Tiratisu(ティラティス)』さんとのコラボ商品企画。
キッカケは目の前にあるもの
何かを始める『キッカケ』は、意外と目の前にあるもの。
2020年から本格的に写真家を目指して約5年。京都を中心にモデルの方と作品撮りを始めて、それがキッカケで撮影の仕事が増えてきた。
それから雨の日の風景を撮り歩くようになり、雨の魅力に惹かれて個人ブランド『雨の雫』が誕生。
雨の雫を立ち上げた理由については、こちらの記事で話しているので、そちらをご覧ください。
そして、雨に特化した額装作品を出品し、京都から東京へと写真家の活動を広がった。
こうした結果は、全てちょっとしたキッカケから生まれたものだった。
写真家になったキッカケ
今思えば、写真家になったキッカケだって無謀と思えるようなものだったが、ちょっとしたキッカケで写真家を目指すことができた。
新型コロナウイルス感染症が流行し、ブライダルの仕事がなくなってしまった。
「何か新しい仕事を始めなければ…」という危機感の中、貯金をはたいて一眼レフとレンズを購入する。
こんな不況が訪れた時代に、あえて高額な一眼レフを購入して自分を追い込む。
ここまですれば「あとには戻れない。もう、突き進むしかない」と自分に思い込ませて写真家を目指す。
これが、本格的に写真家を始めたキッカケだった。
モデルと作品撮りを始めたキッカケ
モデルと作品撮りをするようになったのも、ちょっとした行動がキッカケとなった。
僕は2017年から、デジタルアート作家の活動を始めた。
ところが、ブランディングの知識のない僕の作品は、誰にも認知されないまま2年が経った。
作家活動を諦めようか悩んでいた時、ブランディングを学ぶ機会が訪れる。
そこで学んだことを実際に行動に移すために、芸術に特化したブログサイトを始めた。
今でもそのサイトは、定期的に更新している。
そのブログサイトに、写真家を始めるために『モデル募集』の記事を公開したことがキッカケとなり、5年の間に16名のモデルの方と作品撮りをするようになった。
作品撮りをする目的
僕が作品撮りをする目的は、人のドラマチックな一面を写真に残してストーリー性のある写真をつくるため。
ただ作品を撮っているわけではなく、心が揺れ動かされる写真を目指している。
例えば、ある広告を見て、そこに使用されている写真を見て「自分もこの写真のようになりたい」と、次の行動につながる写真を撮る。
そのような写真を撮るための技術を磨く。それが、モデルと作品撮りをする目的である。
新たに生まれた企画
写真家を始めて東京での写真活動をしていると、ちょっとしたキッカケが新たな企画を生んだ。
それが冒頭でも話した『雨の雫とキャンドル作家のコラボ商品企画』だった。
雨の雫は主に、雨に特化した額装作品を出品していて、雨のリラックス効果を感じてもらうために、視覚で魅力を感じてもらうもの。
そこに、優しい光の揺れ、香りを楽しめる『キャンドル』を掛け合わせ、さらに、音を掛け合わせるアイデアも出ている。
つまり『視・聴・嗅(きゅう)・触』の4つの感覚を楽しめるコラボ商品となる。
キャンドルを作ってくれるのは、東京で作品撮りをする際にいつもモデルになってくれる『葵美月(アオイミズキ)』さん。
先日の鎌倉での撮影の時に話をした中で浮かんだアイデアで、「雨の日を快適に過ごす商品を目指してコラボしませんか」と提案したことで生まれた企画。
ハンドメイドキャンドルのブランド名『Tiratisu(ティラティス)』は、 イタリア語で「あなたを元気にする」という意味がある。
雨の雫とTiratisuのコンセプトとして、
『雨の日は快適な部屋で贅沢な時間を過ごす』
『ネガティブになりやすい雨の日。そんな雨の日だからこそキャンドルのやわらかな光に包まれた快適な部屋でゆったりした時間を過ごして元気を取りもどす。
雨の額装作品で心を洗い流し、キャンドルの優しく揺れる灯で疲れを癒す。
雨の日だから感じれる、贅沢なひととき。』
こうして、写真家リョウの新たな企画が生まれた。
最後に
キッカケはちょっとしたことでいい。
良いと感じたことはとにかくやってみて、違和感があれば改善すればいいし、無理に続けなくてもいい。
僕はこれまでに、ちょっとしたキッカケで色々なことにチャレンジしてきたが、どの内容も「やって良かった」と思っている。
もちろん、中には失敗したこともあるが、それはそれで学びになったしプラスになっている。
今回の『雨とキャンドルのコラボ企画』は、まだ動き始めたばかりだけど、とても価値のあるつながりになったことは確かだ。
物事を慎重に進めることも大切だけど、時には、まず挑戦することも大切だと感じることができた。
先日の東京での作品撮りが、それを教えてくれた。
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