東京で作品撮りをするのは、今回で3度目。
大阪で生まれ育ち、現在は京都に移住をしていて、それなりに人混みには慣れているはずなんだけど、同じ都会でも関西と関東では人混みの質が違うように感じるのは僕だけだろうか?
東京を撮り歩いて感じたことは、次の3つ。
・優しい人も多い
・仕事につながるキッカケが作りやすい
今回僕が東京へ訪れた目的は、東京のモデルさんと作品撮りをすることだけど、久しぶりに自由に過ごせる時間があったので、東京を撮り歩きすることにした。
モデルさんとの作品撮りについては、後日に改めて記事にすることにして、今回は、東京を撮り歩いて感じたことを記しておこうと思う。
撮り歩きをした『日本橋』と『七里ヶ浜』
今回、撮り歩きをした場所は、レトロな雰囲気が魅力的な『日本橋』と、非日常的な雰囲気を感じることができる『七里ヶ浜』。
レトロでおしゃれな街を撮り歩く魅力や、非日常的な風景を撮り歩く魅力に触れたことで、ある仕事の企画アイデアにつながることになるとは。
まずは、写真を撮り歩いた印象についてお話ししよう。
『日本橋』を撮り歩いた印象
東京日本橋を撮り歩いた印象は、レトロでおしゃれな街並みで写真映えスポットがたくさんあり、優しい人も多いということ。
日本橋は、東京駅から歩いてもそれほど遠くない場所だったので、地下鉄を利用せずに、あえて歩きで向かった。
日本橋と書かれた交差点が見えてくるまで徒歩で約5分程度、そこから『神田川の橋』や『三井美術館』あたりまで、約10分程で行くことができた。
日本橋を撮り歩いた理由は、以前から気になっていた場所でもあるけど、今回のモデルさんとの作品撮りの下見も兼ねた撮り歩き。
撮影ポイントを事前に確認しておきたかったと言う理由もあった。
東京の着物モデルとレトロな日本橋で作品撮りについての記事はこちら。
まず目指したのは、首都高速下の神田川にかかるレトロな橋。
ここのポイントは撮影の定番。
上記の写真は、まだ車の量も少ない朝方に撮った写真だけど、あと1時間もすれば交通量が増えて、このようなフレーミングでモデルさんを撮るのが難しそうに思えた。
次に向かったのは、橋を越えて道なりに歩いているとすぐに見えてくる、レトロな壁に挟まれた広い道。
このあたりが東京日本橋の有名なスポットだろう。
三井住友銀行、三井記念美術館、日本銀行本店がある地域。
昭和レトロな壁がたくさん並んでいて、芸術的に感じたので、今回の着物モデルさんもここで撮りたいと思った。
なんとなく歩いていると、とてもレトロな建物があって引き寄せられる感覚になり、そこが日本銀行本店だと気づく。
さすがに日本銀行の前でモデルさんを撮るには、もっと早く許可を取る必要があると思い、今回は断念。
こうして日本橋を撮り歩いて、着物モデルの方との作品撮りポイントを決めていく。
東京日本橋で着物モデルとの作品撮りの記事はこちら。
『七里ヶ浜』を撮り歩いた印象
そして翌日は、鎌倉でもう一人のモデルの方との作品撮りをしたが、この日は、撮影後に七里ヶ浜を撮り歩いた。
七里ヶ浜を撮り歩いた印象は、とにかく海外からの環境客が多く、江ノ電は終始満員状態でモアモアする。
だけど、駅を降りて七里ヶ浜の海岸に着くと、一瞬で日常の疲れが吹き飛ぶほどゆったりした時間が流れる不思議な世界だった。
鎌倉は神奈川県に位置する場所で、そんな鎌倉の印象は、非現実的で心の休息をするにはかなり効果的で、海岸で見る夕日は絵画のよう。
鎌倉も以前から行ってみたいと思っていた場所で、アニメや映画、ミュージシャンなどの影響もあって「鎌倉へ行ってみたい」と言う思いが特に強かったで。
まさかそれが、自分の好きな『写真撮影』という形で実現できるとは思わなかった。
有名なスポット『鎌倉高校前』にも行った。
この日は土曜日ということもあって観光客がとても多かったが、だだっ広い七里ヶ浜の海岸では、少人数に思えるほど、スペースにゆとりがある。
下記の写真は、映画やテレビでよく見る風景で、江ノ島電鉄『鎌倉高校前駅』を降りてすぐのところ。
土曜日は観光客がいっぱいでイメージしていた写真を撮ることができなかったけど、行った価値はある。
印象に残った東京撮影
今回の東京撮影は、前回とは違った、印象に残る東京撮影だった。
日本橋でのモデル撮影をするにあたって、レトロな街並みでの撮影許可について近くの交番に話をした際、優しく教えてくれた警察の神対応。
おしゃれでレトロな壁の前でのモデル撮影について話を聞いた時に、いろいろ教えてくれた銀行の守衛さん。
鎌倉でモデルさんとの作品撮りの後に行った、鎌倉での昼食の際に遭遇した、テレビのロケ撮影。
七里ヶ浜の海岸で夕暮れの写真を撮っていると、何組かの海外からカップルが「記念にとってほしい」と声をかけられたこと。
太陽の光が七里ヶ浜の海に反射する風景をバックに、写真を撮らせていただいたサーファーの方。
こうして何度か東京へ訪れていると、ちょっとしたことがキッカケで、写真ビジネスにつながる企画が生まれることがある。
その話は、僕が運営している雨に特化したブランド『雨の雫(あめのしずく)』のサイトで公開しているので、そちらを読んでほしい。
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