先日の東京での作品撮りも無事に終わり、京都へ戻って撮影した写真を確認しました。
いつも、この瞬間が楽しみでしょうがない。
中には「もう少しこうすればよかった」と反省する写真もありますが、総合して言えば、東京まで撮りに行った価値はあります。
写真を一枚一枚見ながらレタッチをしていると、その時の光景がよみがえって楽しくなってきます。
「この特別な時間を感じれるから写真家をしているのかも」と思えるほど。
目次
レタッチに使うもの
僕がレタッチをする時に使うソフトは、AdobeのLightroomとPhotoshop。
ときには、Skylum(スカイラム)社のLuminar Neoを使うこともありますが、それはアート写真を制作するときに使っています。
今回の場合は、モデルの方のシネマティックな世界観を届けたいので、LightroomとPhotoshopを使いました。
レタッチの流れ

僕はいつも、次のような流れでレタッチをしています。
1、Lightroomで写真選定
2、Lightroomでベース補正
3、書き出し①
4、Photoshopでフィルター加工
5、書き出し②
Lightroomで写真選定
写真選定に使っているのは『Lightroom Classic(以降、Lightrrom)』。
Lightroomは写真管理に優れていて、これまでの写真を管理したり現像するには効率的です。
まずはLightroomを使って、撮影した写真のデータを読み込んで、対象の写真にフラグをつけて選定していく。
フラグをつける際は、ショートカットキーを活用すればさらに効率的に作業を上げることができます。
こうしてフラグをつけておくと編集対象がわかりやすく、書き出す際にフラグをつけた写真だけを一括で選択することができます。

Lightroomでベース補正
次に、フラグをつけた対象の写真をベース補正していきます。
ベース補正といっても僕の中での呼び方で、以下のレタッチをした写真。つまり、下地のような感じですね。
・肌補正
・色温度の調整
・明るさ補正
肌補正
肌補正というのは美肌補正のことで、自然な美肌補正はLightroomなら簡単にできます。
色温度の調整
色温度とはホワイトバランスのことで、Lightroomで調整する方が細かな部分を調整できるので、ベース補正の時点で終わらせておくようにしています。
明るさ補正
露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウなどの項目を調整しながら、この時点でイメージした明るさに調整しておきます。
以上の部分を『書き出し①』の前に調整しておくと、レタッチの作業効率が上がります。
ベース補正は、自分らしい写真にする上でとても重要な項目なので、僕はこの項目にいちばん時間をかけています。
書き出し①
ベース補正が終わったら『フラグを選択』という項目を選んで、書き出し対象の写真を一括で選択して書き出しすることができるんです。
書き出しをする際の設定の基準は、次のような感じです。
・ファイル設定「JPEG」または「PSD」
・カラースペース「sRGB」
・画質「100」
・画像のサイズ調整「長辺1920」解像度「300」
これはあくまでも僕の目安で、印刷目的や使用目的によってカラーやサイズを変更することもあります。
Photoshopでフィルター加工
ベース補正が完成し、書き出しをした後は自分らしい写真に仕上げるために、Photoshopでフィルターを載せていきます。
僕が意識している質感は、映画のようなレトロでほんのりノイジーなフィルター。
例えばこちらの写真。

もちろん、Lightroomだけでもこのような質感にすることはできますが、独自のフィルターを作る場合はPhotoshopの方が自由度が高いです。
こうしたフィルターを使うことで、物語性を感じる写真にすることができます。
書き出し②『最終仕上げ』
Photoshopでフィルターを加えたら、納品用に写真を『.Jpg』で保存して完成です。
完成した写真をモデルの方に渡すには、僕はGoogleフォトを使って納品しています。
これが、僕のレタッチの流れになります。
最後に
こうして僕は、LightroomとPhotoshopを使って『シネマティック写真』という作品をモデルの方と共に創り上げています。
人物写真以外にも、風景やモノクロ写真といったアートな写真の創作活動もしていますが、それにはSkylum社のLuminar Neoが相性がいいことがわかりました。


