冬の作品撮りは枯れ木を背景にして、アートな写真やシネマティックな写真を撮ることができるから好きなんです。
先日も京都の広い公園に行って、インスタグラムのDMで連絡をさせていただいたモデルさんと、作品撮りをしてきました。
ちなみにインスタのDMでモデルさんにメッセージを送る場合は、どんな写真家なのか見てもらえるように、事前に準備をしておくことをおすすめします。
今回のモデル紹介
今回作品撮りをさせていただいたモデルの方は、2022年9月に一度知人のフォトグラファーさんと一緒に、滋賀県大津市で撮影をさせていただいた『hachi(@hachi_24_8)』さん。
その他の写真も見たいといった場合は、下記のポートフォリオサイトで見ることができます。
今回は、作品撮りをした場所は、京都北山にある「宝が池公園」。
個人的な作品撮りの練習も兼ねて撮影したのですが、今回の写真も自分の中ではシネマティックな写真にできました。ということで、今回撮影した写真を何点か紹介したいと思います。
今回使ったカメラの機材は「Canon 7D MarkⅡ(APS-C)」、レンズは僕が月を撮るときによく使う「55-250mmズームレンズ」です。
いつもは、モデルも嬉しくなる「85mm単焦点レンズ」を使ってポートレートや作品撮りをすることが多いのですが、今回はズームレンズの効果を知るために55-250mmを使いました。
その効果とは「圧縮効果」という撮影方法ですが、後日に改めて当ブログでお届けするので、楽しみにしておいてください。
写真家リョウの作品紹介
まず最初に見ていただきたい写真がこちら。
撮影を始める前に、カメラの設定を決めるために試し撮りした写真です。
モデルさんにも「試し撮りなので軽く動いててください」といって撮影をしたのですが、何気なく動いたその写真がよかったので紹介させていただきました。
ふとしたモデルさんの表情、手の動きが感じられるブレ具合、このように何気なく撮れた写真が評価が高くなることもあるんです。
次はこちらの写真。
よくある角度から撮影した写真ですが、モデルさんがジャケットを着て最後のボタンを閉めようとした時に撮影した写真です。
もちろんズームで撮ることを伝えてから撮影しています。
このような「うつむく仕草」は、見る人の心が動かされるような写真になりますね。
次はこちらの写真。
今度は全身を撮った写真。この衣装を希望したのは僕で、全身黒い衣装は明るいポートレート写真というより、アートな写真に効果的なんです。
今回のモデルさんもいっていたんですけど、「全身黒の衣装を希望する人は初めて」とのことでした。
一般的にポートレート撮影では、明るく綺麗に撮る写真家が多いのですが、僕の場合は、暗めで心が動かされやすい写真を撮ります。
もしかしたら、デジタルアート制作活動をしているからなのかもしれませんが、一般受けする写真より自分が思い描いているアートな写真を撮って、1つの作品として考えています。
もちろん、白い衣装や柄が入っている衣装でお願いすることもあります。
大抵は「無地で白、黒、赤系の衣装」でアート作品のような写真を撮るのが、僕のアートな写真になります。
次の写真はこちら。
僕は枯れ木が好きで、撮影する場所は森感のある場所や水のある場所で撮影することが多いんです。
上記のように木の前に立ってもらったり、大きな木の横に向いて伸びている木の枝に座ってもらったり。
こちらの記事の中で紹介している写真のような感じです。
もちろん木の枝に座ってもらう場合は、木の強度を確かめて布を敷いて、「そっと」座ってもらうようにしています。
続いてこちらの写真です。
今回撮影した場所の中でも、僕が一番気に入っている場所。
街灯、落ち葉の広がる道、オレンジ色した木についている葉、その木の隙間か見える空の世界観に惹かれました。
コインパーキングからここのポイントに車で徒歩で5〜7分かかりますが、ウォーキングをしていると考えると辛くないですね。
モデルの黒い衣装が、とても馴染んでくれていますいます。
そして最後にこちらの写真。
海外のSF映画に出てきそうな世界です。
次の撮影ポイントに向かう途中に振り返ってみると、ベンチと背景のアートな枯れ木、落ち葉の感じが、ハリーポッターの中に出て着そうな空間だったので、ベンチに座ってもらいました。
この写真を額にして、事務所に飾ろうと考えています。
最後に
まだまだ紹介したい写真はたくさんありますが、少しずつ「インスタグラム」で公開していきますので、ぜひチェックしてみてください。
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