作品撮りのテーマの決め方 | モデル探しから撮影当日までの6つの流れを解説

一眼レフをはじめて撮影ができるようになったけど、どんな作品を撮ろうか迷ってしまうことがあります。

ようやく僕もアート×写真家として活動ができるようになり、作品撮りをさせてもらえるモデルも増えてきました。

僕が作品撮りをする場合は、インスタグラムのDMからモデルの方へ依頼をすることが多いのですが、最初はとても苦労しました。

なんせ、新規の写真家からの依頼は受けていないモデルの方が多いからです。そりゃそうですよね、一度も会ったことがない写真家からの突然の撮影依頼は不安でしかありませんよね。

だから僕は、初めてでも安心してもらえる写真家になるために1年かけて安心できる要素をつくってきました。その1つが、撮影当日までの流れを見てもらうことができるサイトをつくることです。

そして完成したのが、今見てくれているこのサイト「Creator Of Art(COA)」なんです。



モデルからすると、写真家のコンセプトが見れるページがあれば、依頼を受けるか受けないかの判断ができるので安心されるんです。

そうやって準備をしていたことで、初めてのモデルの方でも作品撮りをさせていただけるようになり、これまでに13名のモデルの方と作品撮りをした実績をつることができました。

今回は、その中の1つの写真作品を見てもらいながら「作品撮りのテーマの決め方、撮影当日までの流れ」について話したいと思います。

これから作品撮りを始めようと考えている場合の参考にしてみてください。

作品撮りの主な流れ

作品撮りをする時の主な流れは、次のような感じになります。

  • モデルを探す
  • テーマをイメージする
  • 希望の撮影日を伝える
  • 衣装やヘアメイクの情報共有
  • 作品撮りのイメージを共有する
  • 作品撮り当日
  • 撮影後の写真データ渡し

ではまずは、モデル探しから解説していきますね。

モデルを探す

まずはじめに「モデル探し」ですが、ある程度のテーマやコンセプトを固めてからモデル探しをすることをおすすめします

その方がモデルも作品撮りのイメージがしやすくなって「断ろうか受けようか」の判断がしやすくなるからです。

モデル探しの方法はいろいろありますが、インスタグラムをメインに探した方がイメージに合うモデルを見つけやすいです。

「#被写体募集」「#ポートレートモデル」「#カメラマンと繋がりたい」などというハッシュタグで検索をすると、いろいろなモデルの投稿一覧が見れます。

気になるモデルがいたら『いいね』して、DMで相談してみましょう。

ただし、何の準備もせずにインスタからモデルへ撮影依頼のDMを送るのは失礼になることもあるので、僕が以前に書いたこちらの記事を参考にして、安心して受けてもらえる準備をしておきましょう。

インスタからモデルに撮影依頼のDMを送る前に必要なこととは?

「SNSでモデルを探す」以外にも、「モデルとフォトグラファーのマッチングサイト」を利用したり、自身のサイトに「作品モデルの募集」をする方法もあります。

ではここで、それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

SNSでモデルを探す場合

僕は、SNSでモデルを探す方が効率的だと思っています。

とくにフリーモデルをされている人は、普段使いなれているインスタグラムでモデル活動をアピールしていることが多いので、DMもインスタから送ってもらう方が助かるんですね。

SNSでモデルを探すメリットは次の通り。

  • SNSで撮影した写真を投稿しているモデルが多いからイメージしやすい
  • DMでモデルに直接相談ができる
  • 直近で撮影した写真を見ることができる
  • 自分の写真を気に入ってもらえたらフォロワーになってくれる

SNSを定期的に投稿し続けていると、DMを送ったあとの返事をもらえる確率は高いです。

なぜかと言うと、現在も写真撮影の活動をしている安心感をもってもらえるからです。

投稿頻度が少なかったり、最近撮影した写真が投稿されていなかったら、「本当に作品撮りをしているのかな?」「そもそも本当に写真家なの?」と不安になります。

できれば、頻繁に撮影した写真を投稿したり、日常の様子を投稿することをおすすめします。

SNSでモデルを探すデメリットは、

  • 初対面の場合は撮影を受けてもらえないことが多い
  • フォロワーの多いモデルはDM数が多くメッセージが埋もれて気づいてもらえない
  • SNSのDMはマネジャーが管理していることもある

フリーモデルの場合は、何度か撮影をしたことがある写真家以外の、新規の写真家からの依頼は断られることが多いです。

そして、フォロワーの多いモデルの場合はDMの数が多いため、送ったメッセージが他のDMに埋もれてしまって読まれていないことが多いです。

僕は今でも気になるモデルの方がいればDMを送りますが、5人に3人は既読すらされず、返事がこないこともあります。

そんな場合は、2〜3日待ってそれでも返事がなければ縁がなかったと思って、次のモデルの方へDMを送ることにしています。

マッチングサイトでモデルを探す場合

最近では、モデルとフォトグラファーがマッチングできるサイトも多く存在します。

たとえば、僕も登録をしている『RMEMBER(リメンバー)』もその1つ。

マッチングサイトでモデルを探すメリットは次の2つ。

  • サイト管理会社が仲介に入っているので安心
  • 作品撮りになれているモデルが多い

マッチングサイトは、サイト運営会社が仲介に入っていて利用規約もしっかりしているため、トラブルを事前に防ぐことができます。

マッチングサイトでモデルを探すデメリットは、以下のよう感じです。

  • 成約手数料がかかる
  • 依頼費用が高くなる場合がある
  • イメージに合うモデルが少ない場合がある

デメリットに関しては、運営会社が仲介に入っている以上は当然のことなので、このような利用規約に同意することが前提になります。

自社サイトでモデルを募集する場合

自社サイト、つまり自分の作品を紹介するサイト(ポートフォリオサイト)や公式サイトなどをもっていると、モデル募集ページをつくって無料で宣伝することができます。

自社サイトでモデルを募集するメリットは次の3つ。

  • モデル募集に対する想いを伝えやすい
  • 応募してくれたあとは継続されやすい
  • 作品撮りの費用をおさえやすい

募集内容や募集条件を事前に公開しているため、それを見て応募してくれるモデルは、その条件を承諾していることになります。

なので作品撮りの費用をおさえることもできるし、作品撮りへの想いを長文で伝えることもできるので、継続してもらいやすくなります。

自社サイトでモデルを募集するデメリットは、以下のような感じです。

  • イメージにしているモデルに会う確率が低い
  • そもそも応募がこない
  • 募集ページをつくる手間がかかる
  • 文章力が必要になる

自社サイトに「モデル募集」のページをつくる必要があるため、モデルを探すまでに時間がかかることになります。

しかも「モデル募集」ページの書き方が良くないと、応募してもらうことはできません。

僕の場合は、こちらの『作品撮りについて』のようなページを常に公開しています。

募集ページとは違いますが、作品撮りをしたいと思ってくれる人に、僕が撮影する写真についてイメージしてもらいやすくしています。

という感じで、それぞれのモデル探しのメリットとデメリットがあるので、今の自分の状況にあった方法でモデルを探すことが大切です。

モデルからテーマをイメージする

モデルに依頼できたら、次に作品撮りのテーマをイメージすることが大切です。

もちろん「モデル探し」の前に「テーマ」を決める方が撮影までスムーズに進めることができます。

その時のイメージによって順番が変わっても、とくに問題はありません。

今回の僕の場合は、モデルが決まった後で作品撮りのテーマを決めたので、それを参考にしてお話ししますね。

モデルは九州と関西で活躍するモデル『レナ』さん

今回僕が作品撮りをさせていただいたモデルさんは、現在、九州地方や関西地方でミュージシャンのPV出演歴があり、企業モデル、ファッションモデルとしてもご活躍されている『レナ(@rnea_1998)』さん。

モデルのレナさんとは、2021年から3回ほど、以下のイメージで撮影をさせていただきました。

  1. ススキが広がる壮大な景色の中でエスニック調をテーマにした作品撮り
  2. 街中でファッションファッション雑誌にでてきそうなストリート撮影
  3. 草原で民族的なイメージした作品撮り(「1.」と似ています)

など、毎回僕がイメージしている写真を撮らせていただいてます。

僕がレナさんに作品撮りをお願いしたのは、レナさんのインスタグラムを見てDMを送ったことがキッカケでした。

レナさんのインスタグラムを見ていて、頭の中に『プリンセス』のイメージがあり、ジブリ映画やディズニー映画に出てきそうな「少しおてんばだけど人に好かれる少女」っていう感じ。

その印象が強かったのと、活動範囲が「九州地方〜関西地方」と書いてあったため、「もしかすると京都方面も対応してくれるかも」と思ってDMを送りました。

すると返事があり「ぜひお願いします」とのことだったので、改めて作品撮りをお願いすることにしました。

モデル『レナ』さんのイメージ

モデルのレナさんとはじめてに会った時、僕がレナさんに感じていた『プリンセス』のようなイメージは間違ってはいませんでした。

その印象が強く、レナさんとの初めての作品撮りはエスニック風(アジアンテイスト)な世界観をテーマにした『風の谷に住む少女』。

そのとき撮影した写真作品がこちら。

リョウが撮影したシネマチック写真

僕はススキが広がる草原が好きで、モデルのレナさんのもつ世界観が、違和感なくとけ込んでいました。

こういったように、モデルのレナさんが自然に表現しやすいテーマを、どんどんイメージしていきます。

希望の撮影日を伝える

モデルが決まり、撮影イメージができたら、撮影日程を決めます。

撮影日程を決める場合は、先にモデルの可能な日程を聞くのではなく、自分が希望する日程を伝える方が決めやすいでしょう。

できれば候補日をいくつかだして、2〜3ヶ月前くらいには伝えれるようにしておくといいでしょう。

そうすることでモデルさんも他の予定を入れやすくなるので、安心して撮影を受けてもらいやすくなります。

急な日程はモデルさんが困るので、「来週あたり」という希望はださないようにしてください。

「何月何日の何時頃の予定はいかがですか?」と2〜3つ希望を伝えてみましょう。

さらに、撮影する時間についても「2時間くらいの撮影」と伝えておく方が、お互い次のスケジュールを組みやすくなります。

撮影場所も探しておく

できればこの段階で、撮影する場所を決めておくと、モデルさんも作品撮りのイメージがしやすくなります。

そして屋外で作品撮りをするときにとても大切なことは、撮影許可申請が必要な場所かどうかを事前に調べることです。

許可申請が必要な場所なのに、撮影許可を取らずに撮影を続けていると、管理事務所の人から注意を受けることになります。

最悪の場合は、違反金が発生することもあります。

僕はまだ違反金の経験はありませんが、雨の日にある小さな公園で撮影をしていたら、管理事務所の人がやってきて、注意を受けたことがあります。

その時は、注意だけですんでよかったと思いましたが、モデルさん不快な想いをさせてしまったことを後悔しました。

それ以来、屋外で作品撮りをする時は、必ず管理事務所を調べて連絡するようにしています。

撮影許可申請がでれば作品撮りに集中できる

最初にレナさんを撮影させてもらった場所は、奈良の平城宮跡歴史公園。奈良平城宮跡歴史公園のホームページはこちら

事前に撮影許可申請を提出して撮影許可をもらっていたので、警備員さんの目を気にすることなく、作品撮りに集中できました。

そこから「もっと映画のワンシーンのように心が揺さぶられる作品撮りをしたい!」と思ったことがキッカケで、レナさんとの4回の作品撮りを実現することができました。

衣装やヘアメイクの情報共有

もし、衣装をレンタル(購入)したりヘアメイクアーティストを依頼する場合は、早めに手配しておいて、必要であればヘアメイクアーティストと打ち合わせをします

僕の場合は、衣装もヘアメイクもモデルさんにお願いしています。

たとえば、衣装についてはモデルさんのインスタ投稿を見て「このエスニック風(アジアンテイスト)が希望です」と、DMにその投稿のURLを貼り付けて伝えます。

僕がお願いする場合は、ほとんどモデルの持ち衣装の場合が多いので、こちらで手配する必要はありませんでした。

作品撮りのイメージを共有する

今回、僕が作品撮りのイメージとして思い浮かべたイメージが『森の中を彷徨うプリンセス』。

僕がこれまでに撮影をさせていただいたモデルさんには、それぞれのイメージや世界観があります。

  • アートな表現力を持つカッコいいモデル
  • 子供のようにはしゃいで楽しそうな表情をもつモデル
  • 役者のように写真の中で自分を演じれるモデル
  • 和を大切にした、しなやかなポージングが得意なモデル

など、自分が撮りたい作品のイメージに合わせて色々なモデルさんに作品撮りをお願いしています

時には、アートな表現をもつモデルさんに和装をきてもらって、着付け師さんとコラボで作品撮りをすることもあります。

京都でアートな表現をするモデルとオシャレに着物を着こなす着付け師とコラボで作品撮りをした話

森感をイメージした作品

そこで今回は「自分らしい人生を見つけるために、迷ったり前に進めたりすることを表現するために、森の中を彷徨い歩く女性の姿」を表現する作品を撮ることに決めました。

人は誰でも、『迷う』ことがあります。

自分がどんな理想の世界を目指せばいいのか、今の自分は何をすればいいのか。そんな『彷徨う姿』がテーマになったことで、迷いそうな森の中を感じれる場所を探しました。

実はこの場所、とても広い公園でメイン道路のすぐ横にある、ただ木が多い場所で、横を見れば普通に歩道を歩く人もいて、本当に迷う場所ではないんです。

なので、歩道を歩いている人に普通に撮影風景を見られていました。

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

モデルさんのSNSでも「イメージの時点から好きな感じだった」と喜んでもらうことができましました。

この投稿をInstagramで見る

レナ(@rnea_1998)がシェアした投稿

引用元 : モデル『レナさん(@rnea_1998 )』のInstagramの投稿より

作品撮り当日

作品撮りのイメージができたら、いよいよ作品撮り当日です。

当日は、撮影場所の近くのわかりやすい場所でモデルさんと待ち合わせをして、歩いて撮影ポイントへ向かいます。

お互い遅刻がないようにして、写真家は時間内に作品撮りが終わるように事前にイメージトレーニングをしておきます。

天候が雨になっても対応できるように、撮影当日までに一度、下見(ロケハン)をしておくことも大切です

ポートレート撮影をする前に撮影現場の下見をしてる?事前に写真のイメージをすることは大切なこと。

今回、撮影で使用した公園は、観光スポットにもなっている場所です。

もちろん個人での撮影でも事前に撮影許可が必要なのかを、その場所を管理している事務所にお問い合わせをしました。

すると「大きな機材を立てたり、商品としての撮影じゃなければ許可申請は必要ない」とのことでした。

土日はとくに観光する人が多いので迷惑にならないことを考えて、平日の午前10時に撮影をしました。

しかも、午前中は木々の隙間から良い感じの光が差し込んいたため、僕がイメージしていた『彷徨う世界』も表現しやすい場所でした。

その場所で撮影したことで、モデルさんの魅力もストレートに伝えることができました。

撮影後の写真データ渡し

無事に作品撮りが終わったからといって、まだ安心してはいけません。

撮影した写真をLightroomやPhotoshopでレタッチをして、モデルさんがSNSに投稿しやすいサイズに補正した写真データを渡すまでが作品撮りの活動です。

ここではレタッチの基本と、写真データの納品方法について話したいと思います。

大胆なレタッチはしない

まずは目つぶりやモデルさんからNGが出そうな写真をのぞき、Lightroomでレタッチをします。

レタッチのポイントは、モデルさんの肌を自然な美肌に見せること。

スマホの加工アプリでも美肌にすることはできますが、必要以上の美肌になってしまって違和感が出るので、Lightroomで自然な美肌にします。

自然な美肌補正(レタッチ)はこれ!Lightroom CCで簡単に美肌にする方法

ただし、どんなモデルさんでも美肌にすればいいというわけではありません。

撮影した角度、光の当たり方、その時のモデルさんの体調によって、美肌レタッチが必要と感じた写真だけです。

多少は肌感を残した方が、人らしく自然な肌になるので、その方が魅力的な写真になる場合もあります。

オンラインでデータを送る

レタッチを終えたら、モデルさんがSNSに投稿しやすいサイズに変更して、データをオンラインで納品します。

SNSに投稿しやすいサイズを意識すると、『長辺1200px』『解像度72dpi』で納品するのが目安です。

納品枚数は『100〜300枚』を納品しますが、できるだけ似たような写真は1枚だけ渡すようにしましょう。

オンラインで写真データを受け取る場合『ギガファイル便』を使うモデルさんが多いようです。

僕の場合は、納品したデータに何かあった場合に、すぐに確認ができるように『Googleフォト』で共有しています。

Googleフォトは、スマホにもアプリを入れて同期しておけば、出先でも写真の確認ができるし、SNSに投稿するときもすぐに写真を選部ことができて便利です。

今回、作品撮りをしたテーマ

今回、作品撮りをしたテーマは「森の中を彷徨うプリンセス」。

当記事の最後の方で数点紹介していますが、撮影した写真がこちらです。

少し肌寒い季節の朝10時に、奈良県の森感を感じる場所で撮影をしました。

スムーズな作品撮りを意識する

これまでの作品撮りの流れますをふまえて作品撮りをするときは、以下のことを事前にまとめて、スムーズな作品撮りを意識する必要があります。

  • 作品のイメージ
  • 撮影までの流れ

事前に撮影場所の確認をして、撮影日時、衣装、ヘアースタイルなど、モデルさんへのイメージしている撮影テーマの情報の共有をしながら作品撮りをすすめていきます。

そうすることで、モデルさんの表情にも迷いがなくスムーズな作品撮りができて、魅力的な作品をつくることができます

作品撮りのアイデアの探し方

ここまで作品撮りの流れについて話してきましたが、作品のアイデアって浮かばないことが多いですよね。

そんな時に僕は『Pinterest(ピンタレスト)』と言う、Web上のお気に入りの画像をコレクションすることができるツールを使っています。

アイデア探しはPinterest(ピンタレスト)

TwitterやInstagramは、日常の様子や写真を共有してツナがっている人たちとコミュニケーションをとるために使われるのがメインのSNS。

Pinterest(ピンタレスト)は、未来の自分のためのアイデア探しが主な使い方になります。

詳しい使い方は、僕が運営している芸術系のブログ「理想的芸術生活」の方で解説いているので、ぜひそちらを読んでみてください。



「ボード」にお気に入り画像を保存する

自分のPinterestのアカウント内に「ボード」と呼ばれるものを作ります。いわゆる「フォルダ」のような感覚ですね。

そのボードにPinterestで見つけた、気になる画像やアイデアをどんどん「Pin(ピン)」していきます。

「Pin」とは、気に入った画像を「ボード」のなかにブックマークしていくものだと思ってください。

もちろん、ボードはいくつも作ることができ「着てみたいファッション」とか「撮ってみたい写真」のように分けることもできます。

自由に名前をつけて、カテゴリー別に分けておくとアイデアも探しやすいでしょう。

今回のテーマに合ったアイデアをPinterestで探し、自分のイメージに近い画像をPinterestの「ボード」にどんどんブックマークしていきます。

そのイメージに近い画像をモデルさんに共有すれば、自分がイメージしている世界観も伝わりやすくなります。

『産業教育機器システム便覧』(教育機器編集委員会編 日科技連出版社 1972)の参考資料によると、視覚からの情報は83%伝わりやすいと書かれています。

p9に「表1-1 人間の5官の情報能力」が掲載されている。表中に、感覚の種類とそれぞれの情報能力の割合が図示されており、上から「視覚(目)87.0%、聴覚(耳)7.0%、嗅覚(鼻)3.5%、触覚(皮膚)1.5%、味覚(舌)1.0%」となっている。

『産業教育機器システム便覧』(教育機器編集委員会編 日科技連出版社 1972)の参考資料

口頭や文字で伝えるより、画像で伝えることで作品撮りのイメージが明確になって、モデルさんにとってもポージングのイメージにつながります。

  • 写真家はどんな衣装をイメージしているのか
  • ヘアスタイルやメイクはどんな感じか
  • 明るめの写真になるのか暗めの写真になるのか

そうやってモデルさんとイメージを共有することで、当日の作品撮りがスムーズに進んで良いポートレート作品撮りができるんです

作品撮りした写真を紹介

こうしてモデルさんとイメージを共有して作品撮りをすることで、モデルさんのモチベーションの向上にもつながって、その後も喜んで撮影をしてもらえます。

今回、『森の中を彷徨うプリンセス』をテーマに作品撮りをした写真の一部がこちらです

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

リョウが撮影したポートレート作品撮り写真

最後に

今回、作品撮りをするまで流れをまとめると、

  • モデルを探す&テーマをイメージする
  • 希望の撮影日を伝える
  • 衣装やヘアメイクの情報共有
  • モデルへ作品撮りのイメージを共有する
  • 作品撮り当日
  • 撮影後の写真データ渡し

こうして事前に準備したり、アイデアを出し合ったことで、自分がイメージした作品撮りをすることができました。

モデルさんによっては、当日にイメージを聞いてその場で世界を演じてくれる人もいます。

その場合は、こちらのイメージを事前に伝えくと作品撮りがスムーズに進みます。

作品撮りに限らず、ポートレート撮影をする場合も、モデルさんとイメージを共有しておくと安心して撮影してもらえます。

イメージが共有できれば、写真にストーリー性を入れて人を惹きつける写真を撮ることもできますよ。

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