冬の風景写真は滋賀県がオススメ。メタセコイア並木のあるマキノ高原の幻想的な雪景色。

琵琶湖で有名な滋賀県。琵琶湖以外にも有名な場所もあります。

その場所とは、メタセコイア並木が続く「マキノ高原」で、冬のマキノ高原はとても幻想的。

今回は、僕自身が冬に「マキノ高原」を撮り歩きに行った話と、その時に撮影した写真を紹介したいと思います。

デートスポットにもオススメなので、ぜひ大切な恋人と行って、アートのような写真を撮ってみてください。

宇治市から車で向かった冬のマキノ高原

僕が住んでいる場所は、京都府宇治市。

宇治市は滋賀にも行きやすく、奈良にも1時間あれば行けて、大阪までも高速を使えば1時間以内で行けて、意外と便利な地域。

そんな宇治市の魅力については、僕が開業したクリエイティブ事業「RSD Pro」のサイトで後悔しているので、興味があれば覗いてみてください。

写真家リョウが開業した「RSD Pro」のサイトはこちら

その宇治市から車を走らせて滋賀県に入り、湖西道路161号線(滋賀バイパス)を約1時間30分ほどで到着した場所。

車道の左右に伸びていて、一直線に遠くまで続くメタセコイア並木のトンネルを通ると別世界に来たような感覚になりました。

以前にもマキノ高原に行ったことがありますが、その時はまだ暖かさが残っていた10月頃。

メタセコイア並木は、綺麗な緑色のトンネルで爽やかな世界観でした。

その時に撮った写真を、次の項目で公開しています。

緑のトンネルが続くマキノ高原

遠くまで続くメタセコイア並木のトンネルがとても印象的で、太陽の光が緑色の葉っぱを照らしていて、明るい葉、暗い葉のコントラストが綺麗でした。

冬のメタセコイア並木道はアートな世界

今回は真冬ということで、メタセコイア並木の葉は全て抜け落ちていて、全体的に赤味があってアートな世界観があります。

より冬の赤味がかったアートな写真にしたい場合は、ホワイトバランスを赤よりにすると幻想的な世界になります。

ホワイトバランスについては、こちらの記事が参考にになります。

道の左右には雪が積もった広大にひろがる畑。

そして、葉が抜け落ちたメタセコイア並木のトンネル。

16時の沈みかける太陽がメタセコイア並木道を照らしている。

それが合わさったその場所は、幻想的で絵画の中にいるような感覚になりました。

そんな絵画のような幻想的なメタセコイア並木の世界は、冬の夕暮れ時だから味わうことができる世界

そんな幻想的な冬のマキノ高原を恋人と歩くことで、2人の思い出が印象に残ります。

そんなアートのような幻想的な世界に見とれてい他のですが、夕暮れの時間が少ないことに気づき、急いでお気に入りの一眼レフで撮りました。

今回使った一眼レフは「Canon 7D MarkⅡ」。

使用したレンズは、中望遠の「18-200mmズームレンズ」。

夕暮れの時間が迫っていたので、急いでホワイトバランスを「AWB(オートホワイトバランス)モード」で撮ろうとしましたが、自動だと自分がイメージしている世界観が出せません。

時間が迫っていても、手動でホワイトバランスを設定することが写真家のこだわり。

ホワイトバランスを手動にするメリットについて書いた記事もあるので、こちらを参考にしてください。

僕がイメージしているマキノ高原の世界

その時、僕がイメージした冬のマキノ高原の世界は、いま肉眼で見ている夕日の効果で赤味があってアート作品のような幻想的な世界

それを再現するには、ホワイトバランスをK7000〜8000の極端な赤よりにする必要がありました。

そしてテスト撮影ヲしてみると、運良く1回でイメージ通りの写真が撮れました。

さっきよりも陽が沈み、夜の時間が迫ってきました。

冬の時期は太陽が沈むのが早く、夕暮れの表情は1分おきに変化します。

それはそれでアートな写真になるんですけど、気持ち的には焦りが出てしまいます。

マキノ高原までの行き方

ではここで、幻想的な冬のマキノ高原への行き方を紹介します。

ちなみに僕は今回、マキノ高原までは宇治市から車で向かいました。

名神高速『京都東IC』出口から向かう

大阪、京都、三重方面から車で向かう場合は、まず名神高速の京都東ICを降りて湖西道路161号線(滋賀バイパス)を目指してください。

湖西道路161号線(滋賀バイパス)は、通行料金が掛からない一般道で高速道路ではありません。

湖西道路161号線(滋賀バイパス)での事故が多発しているので、走行中は十分に気をつけてください。

なのでスピードの出し過ぎ、車間距離の詰めすぎは事故の原因になりるので注意して走りましょう。

マキノ高原の近くまでは、ほぼ1本道。

京都東IC出口からマキノ高原までは「約90km」あるので、ガソリン切れにも注意してください。

もし途中でガソリンを入れたくなった時は、湖西道路161号線(滋賀バイパス)を降りて街中に出る必要があります。

しばらく走ると、高島市あたりでいつの間にか道路標識が303号線に変わっていますが、気にせず走り続けます。

高島市に入ったら、湖西道路161号線(滋賀バイパス)から『マキノ高原』に向かう案内標識が見えてきます。

湖西道路161号線(滋賀バイパス)を降りると『沢』と言う交差点を左折。

百瀬川を渡り、生来川を渡ったら交差点を左折して、あとは道沿いに走ればメタセコイア並木道が見えてきます。

駐車場

マキノ高原メタセコイア並木道の写真を撮る場合は、近くのマキノピックランド』の無料駐車場に車を停めて写真を撮る人が多いです。

メタセコイア並木道は、一般道で地域の方が使う生活道路です。

道路沿いに車を止めて写真を撮るのは、事故の原因になったり地域住民の迷惑になるので必ず駐車場に停めてください。

あと、冬のマキノ高原は雪が積もっている可能性が高く、ノーマルタイヤで行くのはとても危険です。

スタッドレスタイヤかタイヤチェーンをはめることをオススメします。

電車での行き方

電車でマキノ高原へ向かう場合は、京都駅からJR湖西線永原方面または敦賀行きに乗って『マキノ駅』で下車。

京都駅からマキノ駅までの時間は「約1時間」。

JR琵琶湖線では『マキノ駅』には行けないので、ご注意ください。

JRマキノ駅を降りて、マキノ高原線バスに乗って6分で『マキノピックランド』に到着。

すると、メタセコイア並木道に行くことができます。

オススメの撮り方

マキノ高原メタセコイア並木道をいろいろな角度から撮ることで、幻想的な世界の写真を撮ることができます。

左右対称

マキノ高原メタセコイア並木道のオススメの写真の撮り方は、左右対称の撮り方が定番でしょう。

冬のマキノ高原メタセコイア並木を撮る場合のオススメの時間は、日が沈み始める「16時〜17時」くらい。

夕日のオレンジがメタセコイア並木を赤く照らしてくれて、周りの雪とのバランスが良く幻想的な写真になります。

ただ左右対称で撮る場合は、道路の中央に出なければ撮ることができません。

先ほども言ったように、メタセコイア並木道は地域の方も普通に生活道路として利用している道。

しっかり遠くまで見て、車が来ていないことを確認し、そして他の撮影している人の邪魔にならないように素早く撮影しましょう。

メタセコイア並木と雪景色

マキノ高原メタセコイア並木を撮る方法は、左右対称の並木道を撮るだけではなく、並木越しの雪景色も幻想的です。

マキノ高原は山に囲まれているため、遠くに見える雪が積もった山、畑に積もっている雪、夕日に染まったメタセコイア並木。

このバランスが、幻想的でアートな世界を演出してくれます。

歩道側の並木道

幻想的なメタセコイア並木道撮るのは、車道側だけではなく歩道側もオススメです。

特に西側のメタセコイア並木道(歩道)は、夕日がまともに当たるため、綺麗な赤い色を撮ることができます。

ポイントは、メタセコイア並木の奥行き感を出すように撮ること。

車道が写らないように、メタセコイア並木の角度を上手く調整してみてください。

このような写真を撮る場合は「3分の1構図」を意識することで、バランスの良い写真を撮ることができます。

「3分の1構図」については、こちらの記事の中で解説しているので、ぜひ読んでみてください。

その他の風景写真

メタセコイア並木以外でも撮れる写真はありますので、参考にしてみてください。

その他の写真はマキノ高原メタセコイア並木ではなくても、雪が積もる場所であれば撮ることができます。

最後に

滋賀県マキノ高原にあるメタセコイア並木道は有名で、撮影しにくるカップルや写真家も多く訪れる場所です。

緑が綺麗なメタセコイア並木も爽やかでとても綺麗なメタセコイア並木道ですが、冬のメタセコイア並木道も幻想的でアートな写真を撮ることができます。

とくに冬は夕日の時間帯を狙えば、メタセコイア並木が赤く染められてとても幻想的です。

もし車でマキノ高原に行く場合は、雪が積もっている可能性が高いので、スタッドレスタイヤとかタイヤチェーンの準備を忘れずに。

そしてもう1つ注意しておかなければいけないことは、メタセコイア並木道での撮影です。

地域住民の一般道になっているので、遠くまで見て、車が来ていないことを確認して、素早く撮るようにしましょう。

そして同じように写真を撮りにくる人も多いため、譲り合って写真を撮ることも大切です。

観光スポットのトラブルの多くは、人対人の譲り合いがないところから生まれてきます。

遠くに車が見えたら歩道に戻って、通る車の邪魔にならないようにすること。

他の人が撮影している場合は、カメラの前に立たないこと。

ほんの少しの気遣いで、トラブルを防ぐことができます。

写真を撮影する場合は、場所に限らず基本的な撮影のルールを守って撮影するようにしましょう。


マキノ高原メタセコイア並木
所在地 〒520-1836 滋賀県高島市マキノ町牧野
ホームページ マキノピックランド 『メタセコイア並木』
駐車場 マキノピックランドの駐車場(無料)
電車で行く場合 JR湖西線『マキノ駅』下車、マキノ高原線バスに乗って約6分。

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