このレンズのコントラストが好き | SIGMA18-200mmで撮るとフィルム調になった

最近の一眼レフはとにかく画質が綺麗。だけど僕はいまだにCanon 7D MarkⅡで写真を撮り続けています。

その理由は、僕がイメージしているほんのり暗めのノイジーな質感が表現しやすいからなんです。もちろん、いいレンズを使えばもっと綺麗で見やすい写真になりますが、僕にとって今の一眼レフとレンズがあれば十分。

今回は天気も良かったので、地元の宇治川に桜の写真撮り歩きに行ってきたので、SIGUMA18-200mmズームレンズで撮った写真を紹介しながらおすすめポイントについて話したいと思います。

SIGMA18-200mmズームレンズ

今回僕が宇治市の桜を撮影したレンズは、SIGMA(シグマ)18-200mm F3.5-6.3 DC OS キャノン用(APS-C)ズームレンズ。

2007年6月に発売し、レンズ外観の質感はマットな感じなので少し古いレンズをつけている印象がありますが、僕自身はとくに気になりません。

レンズをつけた印象

レンズ自体の重さが「610g」と重めで、今回使用した一眼レフCanon 7D MarkⅡの本体が「約910g」あるので、付けると総重量が「1,520g」とズッシリ感があります。

ズームリングを回す時に少し重く感じるポイントがありますが、もともとそう言った仕様なのでストレスを感じるほどではないです。

カメラのキタムラの中古だと2023年3月では「¥10,000円代」で購入でき、新品を購入する場合の希望小売価格は税込で「¥86,900」。

18mm広角から200mmズームと幅が広いので、記念写真やポートレートではこのレンズがあれば便利です。

200mmズームにするとレンズの長さがこれくらいになります。

焦点距離 : 広角側 / 18mm

焦点距離 : 望遠側 / 200mm

感想①画質の荒さに味がある

シャッタースピード「1/500」、絞り「f8.0」、ISO感度「オート」を基準に宇治の桜を撮影しました。ここで公開している写真は、一切レタッチをせず撮影したそのままの写真です。

僕の作風を考えると、このくらいの画像の荒さの方が「アート×写真家リョウ」らしさが表現できるので、僕には合っている気がします。

感想②コントラストが好き

SIGMA18-200mmで撮影した写真のコントラストが「キリッ」としていて、僕は好きです。

日本ではコントラストが弱い写真が好まれることが多いようです。極端に言えば、下記のような感じ。

1枚目と2枚目を見くらべてみると、わかりやすいですね。

1枚目のコントラストが強い方は、光と影の差が強く、生き生きとした印象があり、2枚目のコントラストが弱い写真は優しい感じがします。

ちなみに2枚目のコントラストが弱い写真は、Photoshopを使ってレタッチでコントラストを弱く調整しています。

僕の場合は、撮影する時に一眼レフ側の「ピクチャースタイル」である程度の質感に設定しているので、このようなコントラストの強い写真になっていますが、LightroomやPhotoshopでコントラストを強くすることもできます。

最近僕がはまっているRAW現像ソフト「Luminar Neo」だと、簡単に合成もできるので、今回の桜の写真を使って作品をつくってみようと思います。

現像ソフト側でコントラストを調整する場合は、一眼レフのピクチャースタイルを「スタンダード」にすれば調整しやすいと思います。

感想③鮮やかさもある

SIGMA18-200mmは、鮮やかな色も作りやすい印象のレンズです。上の桜の写真では、背景の空が鮮やな青色をしています。

もちろん上の写真は加工しているわけではなく、撮影したままの写真です。その他にもこのような写真を撮ることができました。

SIGMA 18-200mm中古なら

今回「SIGMA18-200mm」は桜の風景写真で使いましたが、人物を撮るポートレート撮影でも重宝しています。

ただ、Canon 7D MarkⅡに取り付けて2時間撮り続けていると腕がプルプルしてきますが、撮影した感はありますね。

カメラのキタムラの中古ショップを覗いてみましたが、人気の機種なのでBクラスがほとんどでした。楽天の中古なら美品で「¥26,800」。

実際に僕もよく中古のレンズを購入しますが、これまでに「中古のレンズを買わなければよかった」と後悔したことはありません。

「中古の一眼レフを購入するのは不安」と言った場合は、僕が運営している芸術系のブログの理想的芸術生活の中で公開しているレビュー記事を参考にしてみてください。

一眼レフの中古って正直どうなの?カメラのキタムラで中古カメラを購入した感想を公開

Canonの一眼レフユーザーなら1台は持っておいてもいいのではないでしょうか。お子様を撮る時も結構なズームで撮ることができるので、少し離れた場所から自然な表情を撮ることができます。

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