芸術的な夕暮れ写真 | 秋空は空気が澄んで絵画のような写真が撮れる

少し肌寒い秋の空。

そんな秋の空は空気が澄んでいるせいか、絵画のように芸術的な夕暮れ写真が撮れる時がある。

新型コロナウイルス感染症の影響で、いつもより仕事を早く終わらせる人がいたり、自宅で仕事をする人がいたり。

今の時代は、フリーランスでも企業に勤めていても関係なく、自宅で作業をする人も増えてきている。

僕もフリーランスでアート制作や写真撮影の仕事をしているので、自宅作業がどれほど大変なことなのかを知っている。

自宅で作業をしていると、プライベートとの境界線がなくなり、仕事に集中できないこともある。家族と仕事のバランスを考えて、メリハリのついた日常生活を過ごさなければならない。

仕事のイライラを家族にぶつけないように気分転換をするために、時には1人になれる環境を作り、ストレスを吐き出す時間も必要になるだろう。

僕の場合で言うと、出向先の仕事の帰りに夕日を眺めて「ゆったり」した時間を過ごすようにしている

夕日を見てゆったりした時間を堪能する

秋の空は空気が澄んでいて、夕日の色もはっきりと見えて、芸術的な世界を感じることができる。そんな夕日を見て、ゆったりした時間を過ごしてきた。

この日は、ブライダルの仕事で出向先から帰る途中だった。秋は午後4時になると、空は夕暮れ色に染まり始め、日が沈みかける時間。

あまりの美しさに急いで一眼レフを取り出し、水彩絵の具で描かれたような空の色を撮影する。

夕暮れ写真 アート写真家リョウ
撮影 : アート写真家リョウ


撮影 : アート写真家リョウ

同じ場所(滋賀県守山市)で撮影した写真だが、日が沈むにつれて水彩色の空から金色にどんどん変化していく。

日の沈み方、雲の形、空の色によって、5分おきに夕暮れの顔が変化していくので、見ているだけで心が癒される。

そして、ほんのり暗くなった田舎道が映画のワンシーンのようにシネマティックな世界になる。


撮影 : アート写真家リョウ


撮影 : アート写真家リョウ

気がつけば約1時間くらいその場所で風景を眺めていた。あたりはどんどん暗くなり、ほんのりと光る三日月も美しい。

壮大な空に描かれた夕暮れの風景と夜空に浮かぶ月を撮れたらと思って、念のために持っていった「55-250mmズームレンズ」が役に立った。

ゆったくした時間は自分でつくるもの

このような「ゆっくりした時間」を作ろうと思えば誰でもつくることはできる。

僕は過去に「今は時間がない、忙しい」と口癖のように言っていた時期があった。でもそれは、ただカッコつけたいだけの「忙しいアピール」だった。

そのせいで「あの人は付き合いが悪い」と思われて、重要な仕事を任されることがなくなった。

信頼していた人もどんどん離れ、気づいた時には自分1人で仕事を抱えなくてはいけなくなり、どんどんストレスを抱えてしまった。

そう言った経験をしたからこそ知った「今は時間がない」の本当の意味。

その意味とは「今は時間がない=面倒くさいから逃げよう」だった。

もちろん本当に時間がなく忙しい人もいるが、そんな人でも必ず「ゆっくりできる時間」をつくれるはず。

ゆっくりする時間は自分がつくるものなのである。

まずは心に焦りを感じたら「穏やかに揺れる波」をイメージしてみよう。


撮影 : アート写真家リョウ

どんどん焦りがなくなって、心にゆとりを持つことができるはずだ。

心にゆとりが持てると、いつも通っている道も色々なものに意識がいくようになって、新しい発見ができる。その発見が仕事のアイデアに繋がることもあるだろう。

帰り道のたった1時間いや30分でもいいので、ゆっくりした時間を過ごしてみてほしい。

夕日が美しければその時の状況を思い出せるように、スマホで撮影してもいいだろう。

休日にゆったりした時間を過ごすなら、滋賀県なら「マキノ高原」。

京阪「浜大津」駅から徒歩で行ける「琵琶湖汽船」の桟橋がオススメ。

大阪なら枚方市にある「山田池公園」も広くて自然がたくさんあって、のんびりした時間を過ごすことができる。

フリーランスとして仕事を始めると、「ゆっくりできる時間」を作ることがとても大切なことに気づくだろう。

仕事とプライベートのメリハリをつけて、理想の生活を過ごしてほしい。

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