3分の信号待ちで見つけた若夫婦のドラマ

あなたは信号待ちをしていて「早く青にかわれ」と思う方ですか?

僕も普段なら「早く青になれ」と、イライラしてしまうことがある。

だけど自由に写真を撮り歩いているときは、赤信号を苦痛に感じない。

なぜなら、時間にゆとりがある時の信号待ちは、周りを見るといろいろなストーリーがあることに気づくからだ。

雲ひとつない晴れた日のことだった。 いつものように自由に写真を撮り歩いていると、信号待ちの時間に心温まる光景を見た。

それが、今回紹介する作品が生まれたストーリーだ。

「信号待ちで見た幸せなドラマ」

人が混み合う大都市『東京』。片側3車線の広い道路なのに、車の数の多さで狭く見える。

空は晴れているが高いビルが多く、冷たいビル風で肌がチクチクする。

僕は東京の人混みの中で、隙間を見つけては風景の写真を撮り歩いていた。

そして交差点につき、信号が変わるのを待っていた。

信号待ちは、意外と心の休息になる。

なぜなら、何もせずにただ立っているだけでいいし、3分という時間が静かに流れるからだ。

ふと前を見ると、左手におそろいの指輪をはめた若い夫婦が手をつないで立っていた。

赤信号の間、二人は微笑みながら楽しそうに会話をしている。

その姿を見ていると、忙しさの中で忘れかけていた「ゆっくりとした時間」の大切さを思い出す。

やがて信号が青に変わり、二人はゆっくりと歩き出す。

まるでこれから、2人で過ごす未来に向かう道を大切に歩くかのようだった。

そんな光景が、何気ない日常を特別なものに変えてくれる。

この写真もまた、日常の中にある美しさを切り取った一枚だ。

京都の写真家リョウの作品

何気ない信号の風景が、あなたにも小さな幸せを思い出させてくれるだろう。

ストーリー性のある写真

僕はよく自分の写真のことを「ストーリー性のある写真」と言っているが、その写真を撮った時のエピソードを添えるようにしている。

なぜその写真を撮ったのか、その写真の見えない背景を伝えることで、あなたにも心温まる出来事に出会うことができるだろう。

ただ綺麗な写真を飾りたいのなら、あえて僕の写真を選ぶ必要はない。

世の中には綺麗と思える写真がたくさんあるし、腕のいい写真家もたくさんいる。

ただ、僕の写真にはストーリーがある。「綺麗」だけでは感じることができない、心温まるストーリー性がある。

僕が写真を撮るのは、その時に遭遇したドラマのようなストーリーを届けたいからだ。

それが、僕が撮影するストーリー性のある写真である。

あなたが3分のドラマを見つける

少し話がそれてしまったが、今回撮影した信号の写真にも、こうしたエピソードがある。

「赤信号は待たなければいけない」とネガティブに思ってしまうけど、実はその3分の間に心温まるドラマがある。

これからは赤信号になっても慌てずに、3分間のドラマを見つけてみてほしい。

この信号を飾れば、あなたも3分のドラマの主人公になって、幸せの道を歩くことができるだろう。

リミテッドエディション作品

今回の信号の額装作品は、リミテッドエディション(数量限定)の額装写真作品となっている。

横バージョン、縦バージョン共に、5点のみの出品作品

それぞれ5点が購入されれば、追加出品をしないものなので二度と出会うことはない。

逆に考えれば、世界に立った5点しかない写真作品だから、価値を感じてもらえるだろう。

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