街は絶え間なく変化し続けて活気に満ちあふれていると思われがちだが、そんな活気づいている街でも、静かで美しい瞬間を見せる時がある。
写真が好きな人にとって、日常の中に隠れている美しい瞬間を切り取る『写真撮り歩き』は、まるで宝探しのように楽しいものである。
そんな活気づいた街に隠された、静かで美しい瞬間とはどのような世界なのだろう。
自然と都市の融合
日本でも、自然と都市が見事に融合した見せる場所がある。以前に僕は、京都から東京の井の頭公園へ行ってモデルを撮影したことがある。
その井の頭公園も、東京都いう大都市の中に自然があり、静かで綺麗な世界だった。しかも、僕が好きな雨の日の撮影ができたことにとても価値のある東京撮影だった。
四季折々の変化が見られる公園での撮り歩きは、自然光を利用した写真の撮影には絶好のロケーションだと言えるだろう。なにより、歩き疲れたら自由にカフェなどで一息つけるのも、撮り歩きの楽しみの一つではないだろうか。
路地裏で見つけるユニークな風景
写真撮り歩きの魅力は、大都市の中にある自然公園や大通りだけでなく、せまい路地裏や隠れたスポットが発見できるところにある。
例えば、先日に撮り歩きをした京都の古びた商店街には、昭和の雰囲気がただよう風景が広がり、そこに行かなければ味わうことができない一瞬の美しさをカメラに収めることができる。
そうやって自由気ままに商店街を歩いていると、所々に現れる細い路地に心が揺さぶられる。
商店街に並ぶお店の見えない部分、むき出しにされた換気扇のカバー、積み重なったビールケース、従業員が通勤で使った無造作に置かれている自転車。その光景は決して雑なものではなく、日常的で生活感のあってなぜか安心してしまう光景。
それに、夕暮れ時のやわらかな光が差し込む時間帯は魔法をかけられたような世界も写真撮り歩きをする醍醐味ではないだろうか。
日常の中の非日常
写真の撮り歩きをしていると、普段では見過ごしてしまいそうな風景でも、特別なものに見えてくることもある。
例えば、雨上がりのアスファルトにできた水たまりや、
ビルのガラスに反射する光など。
こうした瞬間は、何気ない日常を非日常に変える力があり、それを写真を通じて自分だけの視点で発見できるのは、写真を撮り歩きをする最大の魅力だと言えるだろう。
写真がくれる心のリフレッシュ
そうやって写真を撮り歩いていると、ただ風景を撮影するだけじゃなく、自分自身の心をリフレッシュする機会にもなる。
仕事や日常のストレスから解放され、カメラを持って街を歩くことで心が軽くなる感覚が味わえる。街の何気ない動きに集中することができ、その瞬間を捉えることで知らずのうちに心が穏やかになっていることにも気づくだろう。
ソーシャルメディアでのシェア
街で写真を撮り歩きした写真は、ソーシャルメディアに投稿することで他の人とも共有できる。特にInstagramやPinterestでは、ハッシュタグを使って同じように街での撮り歩きを楽しんでいる人たちとつながることもできる。
「#撮り歩き」「#写真家」などのハッシュタグを活用し、フォロワーとのコミュニケーションを楽しめば、そこから新たな出会いもあるし、新しい仕事にもつなげることもできる。たとえ、フォロワーが少なくても、同じ気持ちになれる人たちと交流するだけでも写真家としてのモチベーションにつながるだろう。
最後に、撮り歩きで新しい世界を発見する
行き慣れた場所でも初めて訪れる場所でも、街を歩きながら写真を撮ることで、日常の中にある非日常の美しさを発見することができる。
都会の喧騒の中でも、ふとした瞬間にアートが生まれるその魅力は、まさに撮り歩きならではの魅力ではないだろうか。
次の休日には、ぜひカメラを手にして地元の街を新しい視点で見つめ、あなたが感じたで「心が揺さぶられる美しさ」を捉えてみてほしい。
最近は、一眼レフを購入せずとも短期間で一眼レフを所有することができる時代。
一眼レフのレンタルでもプロ並みの機種を使うことができるので、たまにはプロ写真家の気持ちになってクリエイティブな写真を撮ってみてはいかがだろうか。
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