「雨がキライ!」ジトジトして嫌な雨の日を快適に過ごす方法

雨の日になると、なぜか嫌な気分になりませんか?

その原因は、湿気でジトジトした嫌な感覚や気圧で頭痛になりやすいからと言われています。

そこで今回は、雨嫌いを克服するために、雨の魅力について語りたいと思います。

雨の日にしか感じることができない魅力があるので、それを知れば雨の日を楽しく過ごすことができるでしょう。

はじめに

多くの人が「雨の日は暗いから憂鬱な気持ちになる」と言う印象をもっていて、『雨=ネガティブ』に感じています。

だけど雨は、人の心にポジティブな影響を与える効果があることを、雨の日に撮り歩いて気づきました。

本記事を読んで雨の魅力を知ってもらい、雨の日を楽しく過ごす方法を共有するために書きました。

雨が降る日にソファーに座って、ゆっくり読んでみてください。

雨の魅力とは

雨の魅力として、自然界に存在する「1/fゆらぎ」を体感できるところにあります。

例えば、晴れの日に森の中を歩いている様子を想像してみてください。

鳥の鳴く声、川の流れる音、風に揺れる木々が擦れる音。

それを聞いて、心が落ち着いた経験はありませんか?

その音は不規則ではあるものの、脳に安らぎを与えてくれるリズムを感じているからなんです。

そのリズムが『1/fゆらぎ』なんです。

雨音には、その自然界で感じる『1/fゆらぎ』の効果があると言われています。

確かに、雨の日に写真を撮り歩いていると、雨音で心が落ち着く感覚が感じます。

雨の日の美しい世界

雨の日には、晴れの人はまた違った美しい世界を見ることができます。

では、雨の日だから感じることができる、自然の本来の美しい姿とはどんなものなのか。

実際に、僕が雨の日に撮り歩いた写真をご紹介します。

雨粒が緑の葉に宿って美しい雫を作りだす姿

葉についた雨の雫 アート写真家リョウ
写真撮影 : 写真作家リョウ

この写真を撮ったのは、宇治市の隣の伏見区のとても広い敷地の「伏見桃山綾(ふしみももやまりょう)」。

葉についた雨粒が、雨の雫となって地面に落ちるまでの姿。

とても小さな雨の雫ですが、その姿を見ていると小さな雫でも人の心に余白を作って「ゆとり」を持たせてくれる存在に心が揺さぶられます。

ほんのり暗く心に響く雨の中の自然な景色

雨の日の風景写真

僕がよく気分転換に訪れる、滋賀県琵琶湖の畔の写真です。

ほんのり暗く寂しそうに見えますが、強い反射光がなく、映画のワンシーンのようにシネマティックな世界。

僕にとって雨の日の薄暗い世界は“寂しさ”ではなく、心が落ち着く“静けさ”なんです。

この静けさによって、心に余白が生まれ、ゆとりのある日常を過ごすことができるんです。

仕事や人間関係で疲れた時、僕は雨の日に外に出るようにしています。

人の心が現れやすくドラマが生まれる

雨の中の人物写真

雨の日に人物を撮っていると、雨の音でリラックスでき、撮られる側の緊張がなくなって、心の中の表情が出やすく、そこからドラマが生まれます。

いかがでしょうか?

このように、雨の日にしか撮ることができない自然の美しい姿は、晴れの日とは違ったストーリーを人々に届けてくれます。

もし雨が降って気分が憂鬱になってしまったら、ご自宅の近くでもいいので、思いきって雨の中を歩いてみてください。

これまでに気づかなかった美しい姿が発見できて、雨の魅力を知ることができるはずです。

雨の音を楽しむ

雨の日になると、雨によって奏でられた独特の音やリズムで人々の心がリフレッシされます。

雨の音を聞くと水が流れる音から「洗い流す」を連想して、心の疲れを洗い流してくれる感覚になれます。

そんな雨の音はストレスを和らげ、リラックスさせる効果があると言われていて、部屋の中で窓越しに雨の音を聴くだけでも、心が落ち着いて穏やかな気持ちになれるし、雨の音をBGMにして読書や仕事をすると集中力もアップするんです。

このように、雨の音を楽しむことで雨の日を穏やかで快適に過ごすことができます。

雨の香りを楽しむ

雨が降ると、土や植物の香りがより強く感じられて、その香りを嗅ぐことで心を落ち着かせる効果があります。

この雨の独特の香りを「ペトリコール」と呼ばれていて、雨が地面に降り注いで、地面から立ちのぼる香りのことを言います。

雨の日に外へ出て深呼吸をしてみてください。植物の香りや土の匂いを感じることで、心が落ち着き、心にゆとりができて心が楽になるのを感じるでしょう。

雨の香りを楽しむことで、雨が持つ清々しい部分の魅力に触れることができるはずです。

雨のジトジトをなくす香り

だけど上記のように、雨が降った時の土や植物の香りが苦手という人もいます。

雨が降ると湿気が混ざり、その香りを嗅ぐことで、憂鬱な気持ちがさらに増加してしまう場合もあります。

そんな時に効果的なのが、アロマミストです。

アロマミスを部屋にワンプッシュするだけで、ジトジトした嫌な感覚が一瞬でなくなり、快適な部屋へと変わります

とくに、「檜」をベースにしたアロマミストは、自然の中に建てられたログハウスとか、畳の和室にいるような感覚になるので、心が穏やかな気持ちになります。

雨の日の楽しみを見つける

雨が降るとジトジト感が嫌で、どうしても外出を避けたいと思ってしまいますが、実は雨の日だからこそ楽しめることがたくさんあります。

例えば、

  • 家でゆっくりとした時間を過ごす
  • 好きな音楽や映画を楽しむ
  • ホットコーヒーを飲みながら読書をする

など、雨の日だから過ごせる楽しみ方もあります。それに、雨の日は晴れの日には見られない風景や体験もできます。

雨の中を散歩しながら雨の日にしか撮ることができない「エモい写真」を撮るなど。雨の日ならではの楽しみを見つけることで、雨を好きになるキッカケになるかもしれません。

\写真作家リョウのアートブランド/

最後に

雨が嫌いな人にとって雨の日はとても憂鬱な気持ちになってしまうかもしれませんが、雨を好きになる方法はたくさんあります。

雨の美しさや音楽、香り、そして雨の日ならではの楽しみ方を見つけることで、雨の日にしか感じることができない魅力に気づくことができます。

雨は、ただ薄暗くて寂しく憂鬱な感情をもってしまう現象ではなく、心を癒す素晴らしい自然の現象なんですね。

それを知ることで、雨を好きになって、雨の日を快適に過ごすことができるでしょう。

オンラインサロン『雫-SHIZUKU-』12月1日開設

写真作家リョウ主催
オンラインサロン『雫-SHIZUKU-』。

公開日 : 2025年12月1日

モノクロ写真を通じて、
水面に落ちる雫のように静かに感性を育てるコミュニティ。

光と影のあいだにある静けさを感じながら、
あなた自身の“見る力”と“表現する力”を磨く。

公開前のページを見て、
オンラインサロン『雫-SHIZUKU-』の世界を感じる。

写真作家リョウのオンラインサロン

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