レトロな写真って、どうして心が惹きつけられるのでしょうか?
僕が「シネマティック写真」を目指し始めたのも、デジタル一眼レフでフィルム調の写真を作りたかったから。
そんなレトロな写真の魅力について語りたいと思います。
その前に、先日に僕のインスタグラムで『京都の魅力を感じる写真コンテスト』を募集したところ、とても魅力がある心が惹きつけられた写真を投稿していただいたので、紹介したいと思います。
当サイトでは、インスタグラムに『#coa_kyoto』のタグをつけて、京都の魅力のある写真を投稿してくれた方の写真を紹介させていただいております。
京都の魅力を感じる写真
まず1枚目はこちらの写真です。
『#coa_kyoto』のタグをつけて投稿していただいた『イソラカラスケ様(@isorakarasu)』の写真です。
投稿のタイトルも『嗚呼 日ガ落チル』とストレートで、心に響くタイトルで、投稿写真を見ていると、その感情がとても伝わってきます。
普通なら電線が気になるような写真なんですけど、タイトルと陽が落ちる直前のなんとなく切ない感じだけど、明日への期待感もあって日常的で人間らしさを感じました。
写真に京都らしさはなくても、京都に住んでいる人ならこの夕日を見て『嗚呼 日ガ落チル』の気持ちに共感できるのではないでしょうか。
タグをつけて投稿していただいて、ありがとうございます。
【投稿された方のインスタはこちら】
イソラカラスケ様 → @isorakarasu
せっかくなので、僕の写真も紹介させていただきます。
この写真は地元の京都府宇治市の宇治川にある『宇治十帖石像』の写真です。
実際にこの場所に行ってみるとわかると思いますが、日中は日が石像の背後から当たるため、完全に逆光になって石像の顔が暗くなって難しんです。
この日はたまたま曇りで光が弱かったので、偶然に石像の表情を捉えることができた奇跡の1枚です。
【アート写真家リョウのインスタはこちら】
アート写真家リョウ → @ryo_creativephoto
このような感じで、『#coa_kyoto』のタグをつけていただいた方の魅力のあるとうおこう写真を定期的に紹介していくので、どんどん京都の魅力のある写真をインスタに投稿して下さい。
心が惹きつけられる写真のあり方
まずはコンテストの応募写真から紹介しましたが、心が惹きつけられる写真を見ていると、感情が刺激されて行動に移したくなるんです。
それは僕だからかもしれませんが、写真にストーリーがあると不思議なことに『共感』したり、『自分ごと』のように感じて、自分にとって身近なものというイメージがつきます。
本記事のタイトルでと言っていますが、写真ってただ記念に残すだけのものではなくて、時には人の心を動かす重要な役割があるものだと僕は思っています。
例えば、オンラインショップに出品する写真って「記録写真」ではなくて「記憶に残る写真」なんですね。
その写真を見て使用感がイメージできたり、その商品を使うことでどんな未来が過ごせるのか。
そんな印象を記憶として残して購買意欲を高めることができる写真じゃなければいけないと思うんです。
例えば、こちらの写真。
この投稿をInstagramで見る
上記の写真はインスタに投稿したマグカップの写真ですが、オンラインショップに使用する写真の中に、このようにマグカップを使用しているイメージ写真を入れることも必要です。
奥にノートパソコンがあってスマホがある。
仕事をしていて、ちょっと休憩したいと思った時に、アートな作品をプリントしたマグカップで気分転換をするシーンをイメージして撮りました。
このように、使用しているイメージが想像できる写真はストーリー性があって記憶として残りやすく「購入したい」と思ってもらいやすくなります。
それが『心が惹きつけられる写真のあり方』だと僕は思います。
レトロな写真の魅力
レトロな写真ってなぜか心が揺さぶられるんです。
もしかしたら昭和生まれの僕だからなのかもしれませんが、懐かしくて慣れ親しんだ世界観を感じて、身近に思えるんです。
本記事のサムネイル画像にも使用している、こちらの写真。
このような場所に住んだことはありませんが、子どもの頃に家族で出かけた場所に似ていて、当時の記憶が甦って懐かしさを感じてしまいました。
昭和の時代を過ごしていない今の若者からすれば、ただのオシャレな街並みに見えるかもしれませんが、どこか『懐かしさ』を感じるのではないでしょうか。
昭和の街並みは、江戸時代のように今とかけ離れすぎているわけではなく、令和時代になってもこのような場所がまだ存在するから身近に感じるのでしょう。
最後に
今回のテーマをまとめると『心が惹きつけられる写真にはストーリー性がある』ということ。
今回紹介したインスタグラムで募集した写真には、ドラマがありストーリーがありました。
写真って、魅力を感じたその瞬間を残すだけではなく、未来に向けた自分ごとのように感じて記憶に残す使い方もあるんですね。
これが僕の考える『心が惹きつけられる写真のあり方』です。
もし今回の記事について感想があれば、最下部のにあるコメント欄に書いてもらえたら嬉しいです。
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