【撮影記録vol.8】京都のおしゃれなレンタルスペースで着付師との撮影会

暑い季節になると、屋外でのポートレート撮影の危険性も出てきますよね。

モデルさんにとっては、紫外線がきつく肌のメンテナンスにも費用が掛かるし、写真家にしてみれば、今の時代にマスクなしで外に出るのにはとても気を使ってしまいます。しかも、熱中症の危険性も高くなります。

そうなると、レンタルスペースを借りての撮影も考えなければいけません。

そこで今回は、アート×写真家の活動をしている僕自身が京都のおしゃれなレンタルスペースを借りて、作品撮りをした感想について話したいと思います。

はじめに

今回の記事で話している作品撮りは、京都で着付師をしている方と一緒に企画して実現したイベントで、そこに応募していただいたモデルさんの写真を元に話したいと思います。

その企画は、『和装コーデ×シネマチック写真家のコラボ作品撮り』と言うものでした。

和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りとは

和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りとは、以前にも記事で紹介させていただいことがありますが、京都で和装の着付けをされている『kimono atelier Yukari 緑』さんと写真家の僕がコラボでアートな写真を撮る活動

袴や着物をおしゃれに着付けをして心を揺さぶるアートな写真を、もっと身近に感じてもらいたい想いから始めた作品撮りです。

下記の記事でも話している、袴グループでの作品撮りの着付けを担当していただいた着付師さんなので、よければ読んでみてください。

僕がもう1つ運営している芸術生活を過ごすためのブログ『理想的芸術生活』の方でも、和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りについて紹介したことがあります。

理想的芸術生活ブログ

おしゃれに和装を着る!令和時代の新しい和装コーデでおしゃれな着付けの魅力を感じた撮影。

「和装をもっと身近に感じてもらいたい」

「心揺さぶられるアートな写真を身近に感じてもらいたい」

こうして2人の想いに共感し合うことで実現したのが、和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りなんです。

場所は京都のレンタルスペース

今回、和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りをした場所は、京都の堀川通に面した場所にある『レンタルスペースTaTE680』と言う場所。


画像引用元 : レンタルスペースTaTE680のHPより

白い壁と、オーナー自慢の手塗りの黒い床が特徴的な空間。

いわゆる無機質な空間なので、モデルさんの世界観をフルで表現することができる撮影には使いやすい場所。

京都駅からは少し離れていますが堀川通に面しているため、車だと京都駅からほぼ直進する形で到着することができます。

スペースTaTE680までのアクセス

駐車場は建物の隣に1台分ほどのスペースがありますが、車で向かう場合は停めさせてもらえるか事前にオーナーさんへ相談した方が良いでしょう。

もしかしたら、他のお客様が停めている場合は近くのコインパーキングを使うことになります。

ちなみに僕は車で行きましたが、事前にレンタルスペースの下見に行った時も作品撮りをする当日も停めさせていただけました。

SNSのDMからの依頼

今回、京都で行った和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りはレンタルスペースを借りると言うことで、着付けと撮影で『¥18,000(税込)』の有料の企画だったのですが、それでもSNSのDMからお問い合わせがありました。

平日1日限定ということもあって、お客様は1名のみでしたが結果的にそのお客様の作品撮りに集中することができました。

予定では計7組を募集して1時間に1組の撮影だったのですが、今回の経験で、

1時間に1組は撮影に集中できなくて良い写真が撮れなかったかも

と着付師さんと僕とで反省をしていました。

結果的に1組のお客様のおかげで、今後の作品撮り企画のイメージができました。

作品公開

ではここで、今回、京都で行った和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りをした、アートな写真の一部を紹介します。

当記事のメイン画像にも使っている写真も今回、京都で行った和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りをした時の写真。

レンタルスペースにあった脚立を置いてみたら、意外と違和感なく馴染んでいたのでそのまま撮影。

写真家リョウ 和装

無機質な白い壁で撮影するメリットは、バック紙を立てる必要がないこと

ストロボがあれば、光と影を自由に操って室内でしか撮れないアートな写真にすることもできます。

次に下の写真は、照明のアンブレラが白い壁に反射してできた影を敢えて残した写真。

モデルさんが着付けをしている間、照明の調整をしていた時にアンブレラの影が反射するのを見て、

「この影がある方がアートな写真になるかも」

と感じたのでそのまま撮影。

今回のモデルさんの世界観にも合っていて、良いアートな写真が撮れたと自画自賛しいます。

そして下の写真は『kimono atelier Yukari 緑』さんの提案で、レトロなハットと傘を持って椅子に座ってもらって撮影。

写真家リョウ 和装

今回のモデルさんは、普段からいろいろなコスチュームで撮影をされている方なので、雰囲気を作るのに慣れている感じがします。

インスタでもいろいろ投稿されているので、ぜひ見てください。

そして下の写真は、モデルさん自身がせっかく自宅でメイクをしてお越しいただいたので、記念に残るように撮影した写真です。

写真家リョウ 和装

いろいろな撮影をしていることもあって、自身でもアートな表現が好きなんでしょう。

今回の京都で行った和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りは、着付けと撮影のみのプラン。

そのため、ヘアメイクはご自身でお願いしていましたが、メイクがとてもアートでカッコいいです。

こう言ったアートメイクが好きな方なので、メイクのイメージはお任せでお願いしました。

もちろん、事前に衣装の画像や撮影の雰囲気などをお伝えしていたので、それに合うメイクをイメージしてくれたのでしょう。

そして次に下の写真は影を使った写真ですが、この影は先ほどレンタルスペースにあった脚立をストロボの前に立てて作った影。

無機質で大きな白い壁があるレンタルスペースは、こうした影をアートのように伝うこともできるんです

写真家リョウ 和装

脚立の影を思いついたのは、モデルさんがお色直しをしている間に脚立をストロボの前に立てて試し撮りをして遊んでいたんです。

そしたら、面白い絵になりそうだなと思って使いました。

こういった遊び心が良いアイデアに繋がって、どこにもないアートな写真が生まれることがあるんですよね。

そして今回チャレンジしたかったのが、映像を投影したデジタル撮影。

写真家リョウ 和装

僕は数年前にフラワーデザイナーと映像のコラボイベントで、映像制作担当をしていたこともあるんです。

その経験を活かして、今回の京都のおしゃれなレンタルスペーズで行った和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りで使うことを思いつきました。

このプロジェクターを使って無機質な白い壁に映像を投影した『デジタル撮影』。

映像は静止画ですが、僕がPhotoshopで作った和風の画像を使っての撮影です。

写真家リョウ 和装

僕は写真家の活動をしている一方で、Photoshopで作るデジタルアート制作活動もしています。

これまでの自分が身につけてきたスキルを活かすことで、

写真家×デジタルアート×映像×和装コーデ

のコラボ作品撮りも実現させることができるんですね。

こうして、壁一面に投影して撮影したアートな写真が下の写真です。

写真家リョウ 和装

今後、このような映像を投影してデジタル撮影会の企画も考えているので、興味があればお問い合わせページよりメッセージを送ってください。

まとめ

と言うことで、今回の記事は京都のおしゃれなレンタルスペースで作品撮りをした感想について話すために、『スペースTaTE680』を参考にしましたが、京都には作品撮りができるおしゃれなレンタルスペースはいくつかあります。

例えば、下記のサイトを見ると主にミーティングに使用する目的に思えますが、作品撮りに使用できるレンタルスペースもあります。

ただし、露出の多い作品撮りに関しては制限があるので、お問い合わせで確認してみてください。

最後に

今回の京都で行った和装コーデ×写真家のコラボ作品撮りは、平日1日限定の撮影会でしたが、今後は回数を増やしていく予定です。

僕のインスタ(@ryo_creativephoto)や、kimono atelier Yukari 緑さんのインスタ(@kimono_yukari.k)でもお伝えしていくので、ぜひチェックをしておいてください。

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