大学生グループと着付師のコラボで卒業記念の作品撮り

卒業と言えば袴。袴で卒業の記念写真を撮る学生さんを見かけることも多くなった。

京都で写真家をしている僕は、普段はアート写真やシネマティック写真を撮ることが多く、時にはコラボで作品撮りをすることもある。いわゆる、写真作家である。

ただ今回の撮影は、京都で着付けをされている『kimono atelier Yukari 縁(@kimono_yukari.k)』さんと、コラボで大学卒業記念の袴撮影をしてきた。

撮影をした目的は、アート風に大学卒業記念写真をアピールするためだった。

色とりどりの袴スタイル

今回、撮影をさせていただいたのは『kimono atelier Yukari 縁』さんのお知り合いの大学生ダンス仲間の4名。

4人は同じ大学ではなくダンスサークルの仲良なので、撮影当日は緊張もなく、楽しく撮影に協力をしてくれた。

『kimono atelier Yukari 縁』さんが、4人のイメージに合わせた色の袴を着付け。袴の色は、黒紋付に『緑色・黄色・赤色・紫色』の4色。

撮影した場所は、京都にある大学。その大学は、4人の学生の中で実際に通っている大学で、事前に学生さんが撮影許可を取ってくれていたようだ。

撮影までの流れ

袴を着たグループでの撮影ということもあり、着付けする時間、撮影する時間を調整しながら2グループに分かれて袴の撮影を進めていく。

まず2人の学生を『kimono atelier Yukari 縁』さんのサロンで着付けをし、僕の車で大学へ向かって撮影。その間にもう2人の袴を着付けしてタクシーで大学へ向かって全員が合流する。

最初の2人の学生は、緑色と黄色の袴。袴の色のとモデルの雰囲気が合っていて、いつもの袴を着なれているかのように馴染んでいた。

午前中に緑と黄の2人の学生を撮影して、一息ついたところで、次に撮影する赤色と紫色の2人の学生とYukariさんが到着する。

予想していたより撮影がスムーズに進み、夕方頃に、緑色・黄色・赤色・紫色の4人で撮影して終了。

と言うような感じで撮影を終えた。

撮影した大学卒業記念の袴写真を公開

ではここで、撮影した4人の袴姿の大学生の写真を見ていただくが、それぞれの個性と袴の色が違和感なく合っていて、ポージングも自然に披露してくれた。

和装コーデ

和装コーデ

和装コーデ

和装コーデ

和装コーデ

和装コーデ

和装コーデ

和装コーデ

大学のキャンパスって、アートな世界観を演出してくれる効果的な撮影スポットだ。

レトロな建物や赤レンガの部分があって、その古びた部分に心が揺さぶられるのは僕だけだろうか?

『kimono atelier Yukari 縁』さんとは、前回もアートな表現力を持つモデル和装で作品撮りをしたが、いつもオシャレに和装を着こなす技術が魅力的だ。

最後に

今回の色とりどりの袴で撮ったアートな大学卒業記念撮影では、作品としてだけではなく、卒業記念写真としても嬉しいものになるだろう。

なぜなら、他では味わうことができないアートな大学記念写真を作ることができるからだ。

友達と一緒に卒業写真を撮るなら、それぞれの個性を出せる袴で、それぞれの世界観を出せば、もっと身近に和装も卒業写真も感じることができるのではないだろうか。

例えば、おしゃれな和装コーデでアートのような卒業記念写真を撮ることで、オシャレに部屋に飾る楽しみができるし、リビングに飾れば話題のきっかけにもなる。

ご両親やおじいちゃんおばあちゃんに感動してもらえるような、ストーリーを感じるフォトブックをプレゼントすることだってできるだろう。

写真の価値は、身近に感じてもらえて何度でも見返したくなるような写真だと僕は思っていて、せっかく撮影した写真が、クローゼットに置かれたままになってしまうのが残念で仕方がない。

大学記念写真をアートな写真にすることで、長期的に見たくなる価値のある写真にすることができるだろう。

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