【撮影記録vol.5】壮大な琵琶湖を眺めながら楽しむポートレート撮影

滋賀県でポートレート撮影をするのに選ばれる場所として、大津市にある『浜大津』もオススメです。

1月と言う時期に琵琶湖の畔で撮影をするのにはとても寒く、陽が隠れているとダウンジャケットを着ていても震えます。

今回の撮影の時間は夕方16時。モデルさんにとってはとても過酷な状況なのはわかっていたんですけど、、、。

だけど、撮影開始時の気温は思ったほど寒くはなく、モデルさんもダウンジャケットを着なくても平気だと言ってくれました。

今回のポートレート撮影は、僕の知人で滋賀県の出張撮影をしている『Color Clips』さんと一緒に撮影。

日のあるうちに撮影

それほど寒くもなく夕日も良い感じに出ていたので、陽のあるうちにダウンジャケットを着ずに撮影。

当日は少し雲が出ていましたが、運良く撮影をするときに陽がさしてきて、良い感じにモデルさんを照らしてくれています。

この時期は、ついさっきまで良い感じだった陽がどんどん沈んで薄暗くなっていくのが早く感じます。

陽が沈みかける頃から、寒さもどんどん感じます。

カメラのシャッターを押す指の感覚も麻痺してきます。

だけど、自分よりダウンジャケットを着ていないモデルさんの方が寒いんですよね。

そう思うと、シャッターを押す指が麻痺したぐらいで弱音を吐いてはいけないと自分に言い聞かせて撮影に集中します。

今回の撮影スポットとは滋賀県の大津市にある『なぎさ公園』と言う場所と、琵琶湖汽船が停泊している桟橋側でした。

以前に『ポートレート撮影の準備』と言う記事で紹介した場所ですが、いつ訪れてもワイドで見れる琵琶湖の風景はとても良いものです。

安いコインパーキングもあって、コインパーキングから撮影ポイントもそれほど遠くなあので意外と便利なんです。

建造物と木を背景に撮影

今回撮影した滋賀県琵琶湖の撮影スポットは、コンクリートで造られた建造物と1本の木がある場所。

大きな建造物を背景に撮影

写真を見るととても大きくて巨大な建造物に見えますが、実際に行って見るとそこまで圧迫感を感じるものではありません。

背景に見えるコンクリートの建造物が巨大に見えるように、『3分の1構図』を意識してモデルさんの上部に余白を入れて背景に少しボケ感を出すことで、奥行きと巨大な建造物のように見せています。

本当の大きさはこれくらいで、ローアングルから撮ることでより壮大感を出すようにしました。

そしてギリシャにあるような石段で撮るのもオススメです。

すこしポージングを撮ってもらいながら、モデルさんを『ちょこんの構図』で撮りました。

『ちょこんの構図』は余白に期待感を持たせて、

「そこに何かのストーリーを感じる」

と思ってもらうことができるんです。

いわゆる『エモい写真』を撮りたい場合は、この構図もオススメです。

1本の木と撮影

そして知人のカメラマンさんもオススメする、1本の大きな木でも撮影をしました。

木以外にグリーンがなく、コンクリートや石に囲まれている1本の木もすごく良い感じです。

この構図は、もうほとんど地面に寝転がってローアングルで撮っていて、地面の『ボケ感』と歪んだ感じが好きなので、よく使います。

犬や猫は、こんな感じに人を見ているのかもしれませんね。

最後に

できるだけ寒い時期の撮影は、モデルさんの体調のためにもあまりオススメできませんが、奇跡的な写真を撮ることができます。雪の写真や寒そうな表情がドラマチックに撮れたり。

特に滋賀県の琵琶湖の畔は風が強くなることが多いため、できれば街中や屋内で撮影ができる場所を探す方が良いでしょう。

もしどうしても寒い場所でも撮りたい場合は、防寒対策を忘れずにダウンジャケットを着たままでもドラマチックに撮れるようなテーマを決めましょう。

そして冬の夕方から撮影する場合、あっという間に暗くなるので万が一の時に備えて、ストロボを持っていくのを忘れないようにしましょう。

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