愛犬やお子さんとの写真をドラマチックに撮る。
それは、普段から映画のワンシーンを意識した写真撮影をしている僕だから撮ることができるシネマティックな写真。
前回の記事でも少しお話しした、フォトグラファーと依頼者をマッチングさせる写真撮影サービス『ふぉとる』からの依頼でした。
目次
得意な写真を発信し続けること
僕の写真は仕事に繋げるのは難しいと思っていたのですが、意外と需要があることを知りました。
それが「自分らしい写真を公開し続けることって大事だな」って思う瞬間だったのかもしれません。
以前にも少し話しましたが、僕は現在、当サイトと外部写真撮影サービス『ふぉとる』からの写真撮影の依頼を受けれるようにしています。
以前には陶芸家の作品コンテスト用の写真撮影の依頼がありましたが、今回は、愛犬と可愛いお子さんとの思い出写真撮影のご依頼でした。
ちなみに陶芸家の写真撮影の記録については、下記で公開しています。
写真撮影の依頼は『ふぉとる』経由
今回の愛犬と可愛いお子さんとの思い出写真撮影のご依頼までの経緯は、外部写真撮影サービスサイト『ふぉとる』からでした。
ドラマチックな写真が好きなご依頼者
この時の愛犬と可愛いお子さんとの思い出写真撮影をご依頼してくれた方は、ドラマチックな世界観が好きな方でした。
僕の写真の特徴は、ほんのり暗く映画のワンシーンのようにストーリーを想像したくなる写真。
決して明るい写真ではありませんが『心が惹きつけられるストーリー性のある写真を撮影する』をコンセプトにしているため、ほんのり暗めのフィルム調の写真が僕の写真の特徴です。
使用しているカメラはフィルムカメラでもなく、デジタル一眼レフカメラ。
一眼レフの設定やレタッチをする時に、映画のフィルムのような質感を出しています。
僕は自分の写真のことを『シネマティック写真』と言っていて、今回の愛犬と可愛いお子さんとの思い出写真撮影を依頼してくれた方も『シネマティック写真』が好きと言ってくれました。
レアな写真撮影依頼のケースだった
今回の写真撮影の依頼は、とてもレアなケースなのかもしれません。
まず『ふぉとる』からの写真撮影の依頼の流れについてまとめると、次のような感じになります。
①写真撮影を依頼したい人が『ふぉとる』の相談ページに写真撮影についての希望や日程などの情報を送る。
↓
②『ふぉとる』運営会社から不特定多数のフォトグラファーへメールでその情報が公開される。
↓
③受けたい場合はフォトグラファーから依頼者へメッセージを送る。
↓
④依頼者とフォトグラファーの想いがマッチすれば依頼確定となる。
今回の愛犬と可愛いお子さんとの思い出写真撮影の依頼された方は、数ヶ月前に上記項目の『③』の僕が受けてみたいと思ってメッセージを送ったと方なんです。
その時は応募期間が締め切りとなったため、写真撮影の依頼が不成立でした。
ところが数ヶ月が過ぎ『ふぉとる』運営会社から次のようなメールが届きました。
R様(仮名)より、写真家リョウ様宛てに写真撮影のご依頼メッセージが届いています。
というもの。
僕はすぐに写真撮影希望者のR様(仮名)へ『ふぉとる』のメッセージ機能から返事をしました。
そして何度かメッセージのやり取りをしてお互いのイメージが合ったことで、写真撮影のご依頼確定へと進むことができたんです。
今回のように、写真撮影希望者から直接メッセージが届くのは初めてだったので、僕にとってはレアなケースでした。
京都府宇治市で写真撮影
その後、何度かメッセージのやり取りをして、撮影場所、撮影日時、撮影の内容について、だんだん明確にしていきました。
そして撮影場所が『京都府宇治市』に決定。
宇治市は現在僕が住んでいる地域なので、どこで撮ればドラマチックな写真になるのか、どのポイントが人が少なく撮影に集中できるかをイメージすることができました。
写真 : 宇治橋
当然メインは『宇治川』周辺での撮影になりますが、気をつけなければいけないことが『愛犬』の撮影は人の多い場所はできるだけ避けること。
愛犬を連れての撮影に気をつけること
今回撮影する愛犬は大型犬のドーベルマン。
愛犬を撮影する時に気をつけることは、
・人通りの多い場所を避ける
・すれ違う人に危害を加えないように刺激しないこと
・飼い主に何も言わずにストロボを使わないこと
・直接愛犬の顔に光を当てないこと
・無理に愛犬の顔や体に触れないこと
僕は犬が好きで、小型であろうと大型であろうと「怖い」と感じたことはありませんが、仕事で写真を撮影するとなると人間以上に気を使います。
今回のご依頼者の愛犬のドーベルマンは初対面、だけど僕に向かって吠えることもなく、一緒に撮影場所まで歩いてくれました。
撮影ポイントに行く途中、山の方を向いて少し吠えた瞬間もありましたが、おとなしくて優しい愛犬でした。
数分撮影していると僕に慣れてくれたのか、カメラ目線を誘うために顔の前で指を小さく鳴らすと頭を下げて撫でさせてくれることも。
愛犬を撮影する場合は、愛犬の嫌がることをしないように気をつけること。
刺激しないように、できるだけ穏やかな気持ちで接すると慣れてくれます。
撮影した写真を公開
ということで、『ふぉとる』から依頼を受けた愛犬とお子さんとの思い出写真を少し紹介します。
【写真①】
合ってまだ数分しか経っていないのですが、初対面の僕に警戒することなくカメラ目線で写真を撮らせてくれました。
【写真②】
愛犬、お子さん、母親の3ショットの写真。愛犬のドーベルマンと飼い主である母親のカッコイイ感じが違和感なく合っています。
【写真③】
可愛いお子さんと母親の愛情が前面に出ている2ショット写真。奇跡的な瞬間でドラマチックな写真を撮ることができました。
【写真④】
綺麗な母親、可愛いお子さん、カッコイイ愛犬の3ショット。
写真を納品した後も喜びのメッセージを送ってくれたことが一番嬉しいことです。
こうして無事に『ふぉとる』からの写真撮影の依頼を終えることができました。
写真家リョウの額装作品
coa#09『帰路』
日常の中に見つけた
アートな世界。
シンプルで心にゆとりが生まれる
額装写真。
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