【写真家の活動-EP2】〜東京まで広がり始めた写真リョウの活動〜

前回の話では『ロケーションの選択』『予期せぬ出来事』『モデルとのやり取り』について話した。

今回はもう少し具体的に東京進出に向けた動きについて話していくことにしよう。

思いきりが次へとつながる

自分が目指している未来を実現するためには、思いきって行動することも大切だ。京都から東京へ活動を広げるにはそれなりに覚悟がいった。

なぜなら、京都でもまだそれほど認知度が高くない僕にとって「わざわざ数万円をかけて東京で活動をする価値はあるのか?」と言う葛藤があったからだ。

京都の写真家リョウ

だけど東京で撮影をしてみて思った事は「実際に行くことで未来のイメージが想像できた」と言うことである。

まず、東京のモデルを撮影することによってさらにクリエイティブな感覚が磨かれたこと。今回、東京で撮影をさせてもらったモデルは、過去に読者モデルとして活躍されていたモデル。

写真撮影に関しての知識がそれなりにあり、自身でも新たな事業を進めていて、アピールの仕方、つまりブランディングに関して身近なところで学ぶ環境が整っていたので、自然とそのスキルが身についているのだろう。

インスタを見ているとまとまりのある投稿で、そのモデルのアピールとして活用されていることがわかる。

本人いわく「ただ好きなことを発信しているだけ」と言っていたが、その発信こそ東京と言う大都市で活動してきた人が自然と身につけたブランディングと言うスキルだと言えるだろう。

東京のモデル

東京で写真撮影をお願いして、緊張していたのは、むしろ僕の方だった。

東京と言う大都市で、東京のモデルを撮影する。考えてみれば、僕は過去に横浜赤レンガ倉庫で作品を出展したことがある、

その時は、残念ながらその次の活動につながる事はなかったが、とても価値のある経験ができたと思っている。

なぜなら、その出展経験があったから芸術系ブログでその経験を発信し、いろいろな無名アーティストからの相談を受けることができている。

そして、共感してくれるクリエイターとのつながりができ、何より、僕自身の目指す未来も明確になった。

今回の東京写真撮影は、そんな価値のある経験を思い出させてくれる撮影でもあった。

初の東京撮影が始まった

作品を出展した事はあるが、実際に東京へ行って活動をするのは初めてだった。

以前に横浜でデジタルアートを出展した時は、芸術家支援企業に全てを任せていたので、僕は横浜へは行っていない。

当時は交通費をかけてまで、遠方に行く気はなく、わざわざ関東で活動する価値を感じられなかった。

だけどある日を境に東京と言う大都市でクリエイティブな活動をする価値がある事に気がついた。

芸能の街、クリエイティブな人が集まる街で活動をすることによって、自身のクリエイティブな感覚を磨き上げることができること。さらに、東京で活動している事がアピールできれば、相手が僕に対する印象が変わる。

東京のモデル

例えば、「京都で写真家の活動をしている」と言うと、なぜか趣味の延長のようにしか思われないが、「東京でも活動をしている」と話すと行動力かあり、それなりにスキルが認められていると錯覚する。(嘘で言うのではなく、実際に東京て活動をした上でアピールする事)

僕の場合は、芸術ブログやこの公式サイトで発信しているコラム記事は、地元の京都よりも東京の人からの閲覧数か最も多い。

「これはもう、東京も活動範囲に入れるしかない」

とても単純な考え方だが、活動を広げるキッカケはそんなもので十分である。

こうして僕の写真活動も着実と目標に近づいている。

インスピレーションと瞬間の捉え方

写真家だけじゃなく、クリエイティブな仕事に欠かせないのがインスピレーションやその瞬間の捉え方である。

例えば、写真を撮影したする場合、ただ綺麗な風景を撮ってもバズるのは難しく、そこにどれだけ独自性のある要素を入れるのかが大切だ。

モデルを撮影する時に、綺麗に見えるポージングを指示して、笑顔で斜め向きで撮るなんて事は、今の時代はスマホカメラマンでも撮ることができる。

その写真に自分らしいドラマをどのように演出するのかと言う部分が必要になり、写真家は映画の監督のような考えをもたなけらばならない。

そうすれば、うつむいて悲しそうに見える写真でも、ストーリーを感じることができるだろう。

最後に

2回にわたって『東京にも広がり始めた写真家リョウの活動』を話してきだが、自分の話ばかりだったので、退屈に思ったかもしれないが、今回の話を参考にすれば、写真家としてだけじゃなく、個人で仕事をする上でも参考になる内容も書かれているので、2話続けて読んでほしい。

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