【写真家の活動-EP1】〜東京まで広がり始めた写真リョウの活動〜

以前に当サイトで、東京へ写真撮影をしに行った記事を書いたことがある。

京都で写真家をしている僕が、東京のモデルの方を撮影できたのは「できるはずがない」と、諦めなかったからだ。

東京で活動をすることの意味は、クリエイティブな感覚が研ぎ澄まされている人の集まる都市でも、自身の作品が受け入れられていると自信がもてるところ。東京での撮影が実績になると、相手から『写真家リョウ』の写真の印象が変わる。

大阪や京都でも写真撮影の実績ができると有利になるが、やはり大都市の東京での撮影経歴ができると「それなりにスキルを持っている」と思ってもらえるだろう。

そういった活動を続けていると、当サイトもおかげさまで東京からの閲覧者数が爆上がりして、閲覧ユーザーの約52%が東京ユーザーである。

それも含めて、東京での写真活動も視野に入れることにした。

では、ここで改めて東京のモデルの方と撮影をるした様子についてまとめておくことにしよう。

東京で活動しようと思った理由

この時の撮影に利用した場所は『井の頭公園』。漫画やテレビでは見たことがあるが、実際に行くのはこの時が初めてだった。

撮影場所に井の頭公園を選んだ理由は、次の4つ。

平日の昼間に人通りが少ない場所
都市でありながら自然を感じれる場所
東京のモデルが行きやすい場所
モデルとの撮影に利用できる場所(商用利用ではない)

それを考えると『井の頭公園』が条件に合っていたからだ。もちろん、事前に井の頭公園の管理事務所へ電話して、撮影の利用ができるのかの確認をして許可をとっていたので、気にすることなく撮影に集中する事ができた。

撮影の予期せぬ出来事

そして楽しみにしていた撮影当日。天候はあいにくの雨。

東京の雨の中で紫陽花を見つめるモデル

普通の写真家なら残念な気持ちになってしまうかもしれないが、僕にとってはラッキーな撮影環境である。なぜなら、雨の日に写真を撮るのが好きで、僕が最も得意とする分野だから。

雨の日に撮る写真はまるで映画のワンシーンのように、心が揺さぶられる写真を撮る事ができて、晴れの日とは違った魅力が隠されている。そんな雨の日に写真撮る魅力について、当サイトでも何度も話しているので、下記の記事も一緒に読んでほしい。

雨の日の撮影になると、どんなに気をつけていてもお気に入りの一眼レフは濡れてしまう。

今回話している東京モデル撮影でも、傘をさしていたにもかかわらず、レンズも本体も濡れてしまったが、撮影後のメンテナンスによって、故障を防ぐ事ができた。

雨が降ったおかげもあって、僕らしい写真作品が増えていくのが嬉しい事である。

モデルとのやり取り

さて、東京でモデルの撮影が実現でき、しかも、僕の好きな雨の日だなんて本当に運が良いと思う。そもそも、今回のモデルの方との出会いはと言うと、偶然と必然が重なって実現した東京撮影だった。

実は、今回のモデルの方は10年程前に大学生モデルとして東京で活躍されていたモデルだった。もちろん、僕はそれが今回のモデルだと言うことは知っていた。

当時の僕はまだ写真家ではなく、好きな一眼レフで人物を魅力的に撮れるようになりたいと思っていた程度で、ネットを見ながら魅力的に人物を撮る方法を探していた。

そんな時、僕の目に飛び込んできたのが、大学生モデルとして活躍されていた今回のモデルのポートレート写真だった。

心から溢れ出た感情を上手く表現している

自然な笑顔で違和感のないポージング。僕の想像だが、当時のカメラマンさんとの信頼関係ができていたから、そのような自然な表現ができるのだろう。

そのような信頼関係は『安心感』できる写真家でなければ、心から溢れ出た自然な表現ができないのではないだろうか。その『安心感』が『信頼』になり、魅力的な写真作品へと繋がるのである。

雨の日に街を歩くモデル

それから10年が経ち、インスタを見ていると、そのモデルさんらしきアカウントがオススメに表示された。

名前を見ると同じ名だ。ここのストーリーは以前にも話しているので、ここではサラっと流していくことにしよう。

インスタをフォローし、いいねを繰り返す。

コメントを書き、思い切って撮影に関するDMを送る。

すると返事が返ってきて、撮影オッケー。

日程を決めて東京へ向かい、本人とご対面。

その時に僕が感じた印象は、「あの日ネットで見ていたままの姿で、本当に実在したんだ」だった。

もちろん今の時代のようにAIがあったわけじゃないので、実在するのは当たり前だが。僕からしてみると、プライベートで芸能人に会ったような感覚で夢のような話だが、全てノンフィクションである。

こうして僕の写真家活動は東京にも広がり始めているが、今後の目標や活動予定についての話は、下記の記事で話しているので、ぜひ読んでみてほしい。

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