カメラマンとモデルの関係を理解してる?モデルと共に価値のある写真をつくろう

作品撮り、ポートレート撮影、あなたはカメラマンとモデルの関係を理解していますか?

モデルは、心と体で感情を表現して世界観をつくり、カメラマンは、モデルが表現した世界観を写真としてアウトプットするもの。

モデルは写真になる世界を演じなければいけないし、カメラマンはイメージをつくりモデルの世界観を的確に写真にしなければいけない。

魅力的でアートに感じる写真は、カメラマンとモデルの関係を理解することが重要だと僕は考えています。

今日は、アートな表現を持つモデルとスタジで作品撮りをして、改めて感じた「カメラマンとモデルの関係の理解が必要」だということについて話したいと思います。

これからポートレート撮影や作品撮りで、モデルと価値のある写真を撮りたいと思っているカメラマンは、ぜひ参考にしてみてください。

作品撮りとは

まずはじめに、僕が行っている「作品撮り」とはどういった撮影なのかをお話します。

一般的な「作品撮り」とは、撮影の依頼を受けるためにクライアントに見せるポートフォリオにするための写真です。

いわゆる、営業のために使う写真ということになります。

だけど僕にとっての「作品撮り」は、モデルと共につくる芸術作品なんです。

僕のイメージだけではなく、モデルの得意な表現、感情、世界観をかけ合わせて、1つの芸術写真をつくること。

それが僕の「作品撮り」なんですね。

もちろん、クライアントさんに見てもらう目的でもありますが、作品展で見てもらう作品として撮る目的もあります。

作品撮りはポートレートではない

ここで誰もが疑問に思うことは「人が被写体になる撮影はポートレート撮影じゃないの?」ではないでしょうか。

結論から言えば、作品撮りはポートレートではありません。

ポートレートといえば、人物が主役になって撮影する写真で、背景をぼかして人物に目がいくような写真で、このような感じの写真です。

人物に目がいくように背景をぼかして、明るく撮った写真。


画像引用元 : PAKUTASOより

一方作品撮りは、写真全体にストーリー性をだしたり、芸術作品として見てもらうことを目的として撮る写真で、こちらのような写真になります。

映画のワンシーンのようにストーリー性を感じる写真。

アート×写真家リョウ 作品撮り

芸術作品のように加工した写真。

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデルとイメージの共有が大切

作品撮りをする場合、カメラマンとモデルがお互いのイメージを共有することが大切です。

別々のイメージを持ったまま作品撮りをすると、写真作品にまとまりがなくなってしまって、何を伝えたい作品なのかわからない写真になってしまいます。

そのためには、モデルとカメラマンの関係を理解しておくことが重要になってくるんです。

モデルはイメージを表現(演出)する

モデルは、カメラマンがイメージした世界をその場で表現します。

ポートレート撮影では、カメラマンがポージングを指示して次々に写真を撮っていきます。

だけど作品撮りでは、モデルとイメージを共有してお互いがアイデアを出し合いながらつくり上げていく写真になります。

時には、モデルの得意な表現に合わせて、作品イメージを固めなければいけないこともあります

カメラマンがモデルにどう表現してほしいのかを伝えると、モデルはそれを元に世界観を表現してくれます。

ポートレート撮影で慣れているモデルにとっては、少し難しい撮影になるかもしれませんが、事前にイメージを共有してアイデアを出し合うので、難しく考える必要はありません。

カメラマンはイメージを形(写真)にする

カメラマンのイメージしている世界をモデルが表現し、それが作品のベースになるように撮影をしていきます。

作品撮りをする場合、まずはイメージした世界を表現してくれそうなモデルを探します。

作品のテーマを決めて、そのテーマに合うモデルに依頼し、作品撮りをする。

作品撮りまでの流れについては、こちらの記事で詳しく話しているので、参考にしてみてください。

作品撮りのテーマの決め方 | モデル探しから撮影当日までの6つの流れを解説

モデルが決まったら、カメラマンがイメージしている世界を伝えて、そこからモデルと作品イメージをどんどん固めていきます。

撮影当日はそのイメージに合わせて、ポージングを決めながら1枚1枚丁寧に撮影をして、形(写真)にしていきます。

モデルの探し方

では作品イメージにあうモデルをどうやって探せばいいのかですが、僕が実際にモデルを探した方法を元に話していきますね。

最近は、一眼レフカメラをもつ人が増え、街を歩いていても、ポートレート撮影をしている人を見かけることが多くなりました。

SNSを見ていると、アート作品のような写真を公開している人も多いのですが、どうすればそういったモデルと出会うことができるのでしょうか。

モデルに出会う方法はいろいろありますが、たとえば、以下のような場所が思い浮かびますね。

  • カメラマンとモデルのマッチングサイト
  • SNSで相互フォローをする
  • 自社サイトで作品撮りモニターのモデルを募集する

上記のような方法で、僕がこれまでに1年間で13名のモデルの方と作品撮りをしてきました

月に1〜3名のモデルを撮影してきたことになり、月に2回ほど同じモデルを撮影したこともあります。

アート×写真家リョウ モデル

撮影させてもらったモデルの「約7割」がインスタのDMからのつながりで、残りの「3割」は公式サイトのモニター募集ページからのつながりでした。

マッチングサイトからのつながりは「0」ですが、インスタで知り合ったモデルさんが、たまたま僕と同じマッチングサイトに登録をしていたこともあります。

モデルとつながりやすい順番でいうと次のようになります。

  1. SNSのDMからモデルにコンタクトをとる
  2. 自社サイトでモデルモニターを募集する
  3. マッチングサイトに登録する

マッチングサイトから依頼をするのに抵抗があるのは、サイト側に手数料を支払わなければいけないからなんです。

カメラマンからアピールする方が良い

モデルを探す場合、ただ写真を公開してモデルからの連絡を待つのではなく、カメラマンからモデルにアピールする方が撮影を受けてくれる確率が高いです

僕がモデルを探す時によく使う手法が、次のような感じです。

プロフィールや撮影についての想いをまとめたサイトをつくり、SNSのプロフィール欄にURLを貼り付けておきます。

イメージに合うモデルが見つかれば、SNSのDMから500文字以内でまとめたメッセージを先ほどのURLと一緒に送る。

そうすることでモデル側からすれば、返事を出す前にどんなカメラマンなのかを知ることができるし、作品を見ることもできます。



とくに初めてのモデルにDMを送る場合は、事前に作品や詳しいプロフィールを見てもらう準備をしておくことが大切です。

インスタグラムからモデルにDMを送る時に気をつけてお9こともあるので、こちらの記事を読んでみてください。

インスタからモデルに撮影依頼のDMを送る前に必要なこととは?

モデルに費用がかかるのは当たりまえ

カメラマンのSNSを見ていると「相互無償」と書かれてあるのをよく見かけますが、僕はこの「相互無償」には違和感を感じています。

もちろん中には、理由があって「相互無償」にしてる人もいますが、「相互無償」について書いた記事を芸術系のブログ「理想的芸術生活」の方で公開しているので、そちらをご覧ください。



たまたまコンタクトを取ったモデルが無償でしか受けていない場合は、僕も甘えて無償で撮影をさせていただくこともあります。

だけど基本的には「有償」でモデルの依頼をすることが多いです。

僕が撮影をさせていただいたモデル紹介

それでは、僕がこれまでに作品撮りをさせてもらったモデルさんの紹介をさせていただきます。

現在もモデル活動をされている人もいれば、モデル活動を辞めてしまった人もいます。

もし気になるモデルさんがいた場合は、当サイトの「コンタクトページ」から僕宛にメッセージを送ってください。

ご本人に撮影の依頼が可能かを聞いてみます。

「海国りん」さん

モデル名 : 海国りん(@/mikunirin_)さん。

僕が本格的に作品撮りをするために、当サイトのモデルモニター募集をしたときに、一番最初に応募してくれたモデルの方です。

現在は東京で役者をされてる、演じることが得意なモデルさんです。

「福満香織」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : 福満香織(@mrsearth_kaori)さん。

こちらのモデルさんも、僕がだしたモニター募集からご応募いただいた方です。

とても行動的な方で、現在は、クリエイターをしたり、インフルエンサーをしたり、とても多彩な才能をもっているモデルさんです。

「akane」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : akane(@___ar.03_)さん。

現在はモデル活動を休止されていますが、その表現力はクリエイティブで、滑らかな動きをされるモデルさんです。

自分らしく表現をするのに、かなりイメージトレーニングをしたと思います。

「itoi」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : itoi(@live0120)さん。

心の底から溢れ出た感情を表現するのがとてもうまく、僕はいつも「アートな表現を持つモデルさん」と言っています。

クールでカッコよく、実際に会うと楽しいモデルさんです。

「レナ」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : レナ(@rnea_1998)さん。

少女のような可愛い一面もありますが、作品撮りの撮影が始まるといろいろな世界を表現してくれるモデルさんです。

現在は、九州地方で活躍されているモデルさんです。

「ほりいみほ」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : ほりいみほ(@horiimiho29)さん。

奈良で活躍されている「インフルエンサー×旅×モデル」をされている、ほりいみほさんは、写真をされていたり、アートを描いたり、多種多彩で器用なモデルさんです。

「進撃のまりりん」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : 進撃のまりりん(@attack_maririn)さん。

子供のようにはしゃぐモデルさんですが、モデルさんのインスタを見ていると、時には大人っぽく、時には楽しそうな写真が印象的です。

2回ほど撮影をさせてもらいましたが、自然な動きのある写真を撮らせてもらうことができました。

「Asuka」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : Asuka(@asumilestone)さん。

こちらのモデルさんは、僕が公開していた「モデルモニター募集」からご応募があり、撮影をさせていただきました。

現在は、ヨガインストラクターをされていたり、天然石を販売されている方です。

「Tomomi」さん

アート写真家リョウ ポートレート

モデル名 : Tomomi(@ikatomomi)さん。

以前、某アスリートチームの応援ガールをつとめていたモデルさんで、モデル活動を始めるために、撮影の練習を兼ねて僕のモニターモデル募集に応募してくれました。

何度か撮影をしていくと、自然な表情もだせるようになるんですね。

「さっちん」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : さっちん(@sachika2407)さん。

インスタのDMから依頼をさせていただき、滋賀県大津市で撮影をさせてもらったのですが、自分らしく自由に動いてくれたので、とても良い作品撮りができました。

「Mai」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : Mai(@xx_mogu_xx)さん。

普段は別の仕事をされていますが、頻繁にモデル活動もされていて、インスタの投稿を見ていると、クリエイティブな撮影やアートな撮影をされることが多く、いろいろな表情を持っているモデルさんです。

「葵まりあ」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : 葵まりあ(@maria010____n)さん。

TwitterのDMからモデルの依頼をさせていただいたのですが、撮影当日が雨だったんですけど、僕のイメージにぴったりの雨の日の写真を撮ることができました。

「hachi」さん

アート×写真家リョウ 作品撮り

モデル名 : hachi(@hachi_24_8)さん。

最初は僕の知人のカメラマンさんと一緒に撮影をさせてもらいましたが、その時の雰囲気が良くて個人的に作品撮りのモデルとしてお願いしました。

突然のインスタからのDMにも関わらず、柔軟に対応してくれたことに感謝しかありません。

最後に

今回は、カメラマンとモデルの関係を理解して価値のある作品撮りをすることについて話してきましたが、いかがだったでしょうか?

作品撮りで大切なことは、カメラマンもモデルもお互のイメージが共有できているかだと思います。

イメージのすり合わせや、衣装、ヘアメイクのイメージを事前に決めることは当たり前のことですが、全てをモデルに任せるカメラマンも多いと聞いたことがあります。

もちろんその反対に、カメラマンのイメージに合わない衣装の購入を要求したり、SNSの投稿の仕方を決めてくるモデルもいるという話しも、よく耳にします。

まずはお互のイメージを共有して、どんな一緒にどんな作品をつくりたいのかを話すことが大切です。

カメラマンもモデルもどこかで温度差を感じたら、お互いの想いに共感できているかを確かめるようにしてはいかがでしょうか。

そうすることで、ストレスなく楽しい作品撮りができて、その作品の価値を高めることができますよ。

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