「スマホに入っている標準の写真編集機能ではもの足りない」
「もっと簡単にオシャレな写真に加工できるアプリはないの?」
そんな想いを実現してくれる、写真加工アプリがあるのをご存知だろうか?
そのアプリが『VSCO(ヴィスコ)』である。
VSCO(ヴィスコ)は、無料でも簡単にレトロでオシャレな写真に加工してSNSに投稿できる写真加工アプリで、有料メンバーシップに加入すれば、さらにオシャレなフィルターが使える。
インスタグラムで『#vsco』と検索すれば、VSCOで加工されたオシャレな写真を見ることができるので、参考に見てほしい。
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Google Playの場合こちら
目次
VSCOとは
引用元 : VSCOサイトより
VSCO(ヴィスコ)は、プロの写真家も嫉妬するほどワンクリックで簡単にオシャレな写真に加工することができるスマホのアプリである。
無料でも質の高いフィルター(プリセット)を使うことができるが、アプリ内で課金すれば、さらにオシャレなフィルターを使うことができる。
だからと言って、写真の仕事に使えるのかと言われると、それはまた別の話。
VSCCは、スマホで撮影した写真をインスタグラムに投稿することをメインにしているので、どちらかといえば趣味思考の写真加工アプリと言う印象だ。
もし写真の仕事で使うなら、Adobeの『Lightroom』『Photoshop』、写真をアート作品として発信するなら、Skylum社の『Luminar Neo』が向いている。
実際に僕も『Luminar Neo』を使っているが、写真作品をつくるときには、とても重宝している。
VSCOはどれくらい人気がある?
VSCO(ヴィスコ)は、インスタグラムの投稿用の写真を制作するために使われることが多い写真加工アプリ。
インスタグラムでも、「#vsco」「#vscocam」とタグをつけた投稿が約2億件ほどあり(2022年調べ)、それほど人気がある写真加工アプリでである。
引用元 : インスタグラム検索画面より(2022年6月時点でのタグ数)
VSCOの使い方
VSCO(ヴィスコ)の使い方は簡単で、フルターを適用する流れは、次のような感じになる。
2、VSCOで加工してスマホに保存する
3、加工した写真をSNSに投稿する
スマホで撮影した写真も、外部からスマホに取り込んだ写真も、VSCOを起動した後に写真を選んで加工することができる。
それでは、スマホ(iPhone)に保存されている写真をVSCOで加工する手順について解説していこう。
VSCOにアカウント登録をする
VSCO(ヴィスコ)を使うには、無料の新規アカウント登録が必要で、無料アカウント登録をすることで写真を加工することができ、さらに加工した写真をVSCO内で公開することもできる。
まず『アカウントを新規作成』をタップして、アカウント登録へ進んでいく。
『アカウントを新規作成』をタップすると下記のような画面が出てくるので、希望のサインアップ方法でアカウント作成を完了しよう。
ちなみに僕の場合は、
↓
メールアドレスでサインアップをタップ
↓
Gmailアドレスを入力
でアカウント登録をした。
Gmailアドレスで登録した理由は、登録した時はまだ「VSCO」のことをよく知らなかったので、個人情報をできるだけ公開したくないからだ。
VSCOを起動する
アカウントの新規作成が完了すると、下記のように『スタジオ』と表記された画面が出てくる。
万が一、下記の画面が出ない場合は、一度VSCOを終了してもう一度『起動』すると、サインインを求められる画面が出てきて、そこから先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力してサインインするといいだろう。
場合によっては『フィード』と記載された画面が出ることがあるが、フィード画面が出たら、最下部の中央のアイコン『+』をタップすることで、上記の画面になる。
VSCOで加工する写真を選択する
『スタジオ』画面が出ている状態で、画面中央の『+』のアイコンまたは、上部にある同じ『+』のアイコンをタップ。
次に、スマホに保存されている写真一覧が表示されるので、加工したい写真を選択する(下記画像の『②』)。
写真を選択したら、左下の『編集』(下記画像の『③』)をタップ。
選択した写真をVSCOで加工する
プリセット一覧(下記画像の『④』)から好きなフィルターを選んでタップすれば、加工後のサンプルを見ることができる。
無料で使えるフィルターの種類は限られているが、SNSに投稿するだけなら無料のフィルターでも十分に使えるだろう。
僕はよく『C1』のフィルターを使うが、写真によって他のフィルターを使うこともあるので「これが使える」とオススメできないが、いろいろ試すといいだろう。
フィルターの一覧を見てもらうと鍵マークがついているフィルターがあるが、鍵マークが付いているフィルターは、課金すれば鍵マークが外れて使えることができる。
もちろん鍵マークのついたフィルターは、無料フィルターとは違うオシャレなものが多いので、VSCOで写真加工に凝りたければ、課金する価値はあるだろう。
VSCOで加工した写真を保存する
VSCOで写真を加工した後は、スマホに保存すればSNSに投稿する写真の完成。
加工後のスマホに保存する方法はとてもシンプルでわかりやすく、VSCOのフィルターを適用した後、右上の『次へ』(下記画像の『⑤』)をタップ。
すると下記のような画面になり、最下部の『保存』(下記画像の『⑥』)をタップすれば保存は完了だ。
保存した写真をSNSで投稿して、レトロでオシャレな写真をどんどん公開してみよう。
実際にVSCOで加工した写真
ということで、今回のVSCOの使い方の解説で使用した写真のBeforeとAfterがこちら。
『Before(左)』は撮影して加工なしの写真、『After(右)』がVSCOのプリセットを使った写真で、Afterの写真のように、簡単にレトロ調に加工ができる。
一眼レフで写真を撮る場合は、一眼レフの設定である程度レトロ感のある写真を撮ることができるので、SNSに公開することをメインに考えるなら、VSCOで十分だろう。
VSCOを使ってみた感想
僕がVSCOを使ってみた感想は、正直に無料のフィルターでも魅力はあると思う。
今の時代は、写真加工アプリを使うことが当たり前になり、誰でもオシャレな写真を作ることができる。
それぞれ自分の使いやすい写真加工アプリを持っていて「こんなオシャレな写真に加工できた」と仲間と楽しんで、写真を共有することが日常的になっている。
写真家にとっても、『写真』と言うカテゴリーで楽しんでもらえることはとても嬉しいこと。だけど、その反対に『焦り』があるのも事実である。
その理由は、スマホの写真加工アプリの進化によって、映え写真をつくることが簡単にできるようになったからだ。
中でも写真家たちが高く評価している写真加工アプリが『VSCO』である。
VSCOは撮影した写真をスマホに保存すれば、オシャレで懐かしいノスタルジックな質感の写真にすることができる。
VSCOは無料でもある程度のフィルターを使用することができ、課金すればさらに質の高いフィルターを使うこともできるだろう。
無料で使えるフィルターでも良い写真になるので、SNSに投稿するだけなら無料のままでも十分に使える。
とは言っても、仕事や写真の作品をつくるにはVSCOでは不十分。
本格的に写真をレタッチするなら『Lightroom』や『Photoshop』、写真の作品を作るなら「Lumina Neo』と言うように使い分けなければいけない。
本格的な写真加工をするなら「Lightroom」
本格的に仕事として写真加工に使うなら、作業効率も上がる、写真管理もできるAdobeのLightroomが向いている。
Lightroomの基本的な機能については、僕が運営している芸術系のブログで解説している。
アートな写真を作るなら「Luminar Neo」
Luminar Neoを簡単にいうと、Adobe Photoshopと Lightroomの良いところを1つにまとめて、さらに優れたAI機能が付いているため、ホコリ除去や電線除去をワンクリックででき流のが特徴だ。
ただ「動作が重くなる」ことがあるため、人によっては良い評価をしないこともあるが、拡張機能もオプションで取り込むことができたり、プリセットが豊富だったりするので、Adobeよりも魅力があると言われているのも事実。
実際に僕も『Luminar Neo』を使っているが、ストレスを感じるほど悪い印象はなく、写真作品制作をつくるのにとても重宝している。
最後に
写真加工アプリVSCOを使えば、簡単にレトロでオシャレな写真に加工することができる。
SNSでアピールするなら、スマホで撮った写真をそのまま投稿するのはもったいない。
仲間とスマホで撮った写真でも、VSCOで写真を加工して投稿すればフォロワーを増やすこともできるだろう。
そして企業や写真家(フォトグラファー)は、流行りの写真についての情報を常に見ていて、若い人たちが投稿しているSNSを見て、撮り方やフレーミングなど参考にしている。
スマホが進化したことで一般の人が撮る写真の技術も上がり、写真家も時代に合わせてVSCOのようなアプリを使って、SNSでアピールすることも必要ではないだろうか。
もしかすると、あなたの投稿を見た企業から、インフルエンサーのスカウトがくるかも。
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