【インフルエンサー向け】インスタ用の写真を撮ってくれるフォトグラファーの探し方

インフルエンサーにとって重要なのが「ブランディング」。

個人でブランディングをする場合、SNSを使うことが多くなるでしょう。

中でも、「Instagram(インスタグラム)はブランッディングをするのに効果的だ」と言われていて、その理由が、視覚で魅力を伝えることができるところです。

それほど効果があるインスタグラムなのに、アイコン写真を有効活用できていないフリーランスが多いのはなぜでしょうか。

フォロワーの数が多いからと言って、収益に繋げれる確率が高くなるとは限りません。

例えば、フォロワー数1万人いるインフルエンサーでも、マネタイズできていないアカウントも多いのが現状です。

その原因について調べていくと、写真の投稿の仕方やアイコン写真に魅力を出せていないことがわかりました。

極端に言えば、アイコン写真で第一印象が決まってしまうと言ってもいいかもしれません。

スマホカメラの性能が良くなったからと言って、自撮りのアイコン写真を使っていませんか?

インフルエンサーとして影響力をもちたければ、プロフィール写真にもこだわってみてください。

本記事では、魅力的なプロフィール写真とはどんな写真なのか、そして、プロフィール写真を撮ってくれるフォトグラファーを探す方法について話しています。

これからインフルエンサーを目指すための参考にしてください。

インフルエンサーに必要な『インスタグラム』

ここ数年、利用者数がどんどん伸びているSNS。

企業のマーケティングに利用したり、個人のブランディングに利用したり、仕事には欠かせないツールとして利用されています。

ところが、

「インスタグラムで毎日投稿をしているのにフォロワーが増えない」
「なかなか収益につながらない」

と悩む人はとても多いです。

SNSマーケティングは、人の役に立つ情報を発信することが大事ですが、投稿している人のプロフィール写真に魅力がなければ、投稿すら見てもらえません。

第一印象で決められるプロフィール写真は、興味を持ってもらう入口になるため、インフルエンサーを目指すなら、そこにもこだわってほしい。

Lemon8フォロワー数3,000こえの実績

実は、僕は2024年7月でLemon8のフォロワー数『3,000』をこえました

正直に言うと、僕はインスタグラムのフォロワーはとても少ないです。

インスタグラム 写真家リョウ

ちなみに2024年に、SNSのアイコンを下記のように変えました。

写真家リョウおインスタグラム

写真作家リョウのInstagram

人にはそれぞれ相性の良いSNSというものがあって、僕の場合、インスタグラムより『Lemon8』や『Pinterest』が合っているようです。

Lemon8のアイコンもInstagramと合わせることで、SNSの使い分けができてフォロワーの混乱を防ぐことができます。

写真家リョウのLemon8

写真作家リョウのLemon8

では、Lemon8で「フォロワー数3,000人」をこえるまで意識したことは何かと言うと、写真へのこだわりと伝わる文章です。

ただ印象的な写真を投稿するより、文章と写真でストーリー性を出すことがコツです。

SNSの写真にこだわるなら一眼レフがいい

もしインフルエンサーを目指しているのなら、一眼レフを所有することをオススメします。

理由は、スマホででは伝えきれない心が揺さぶられる写真を撮ることができるからです。

もちろん、写真のクオリティーだけでフォロワーにつながるわけではありませんが、インフルエンサーとして投稿するには、魅力的な写真を投稿することも大切なんです。

スマホ自撮りインフルエンサーの存在

インスタグラムの投稿を見ていると、スマホで自撮りをしているフォロワー数の多いインフルエンサーもいます。

だけどその人は、ある程度の影響力があるからフォロワーや商品購入につながっているのであって、影響力がない人は、投稿だけで収益につなげるのは難しいものです。

インフルエンサーになるまでの流れをイメージすると、次のようになります。

魅力的な写真と、人の役に立つ情報をわかりやすく発信し続けることで、SNSの運営者からクリエイターになる招待が届き、フォロワーが増えてインフルエンサーにステップアップする。

実はこの流れは僕がLemon8の運営チームから、クリエイターへの招待メッセージが届いて、フォロワーが爆上がりした経験と同じ流れです。

なので、ストーリー性を感じる投稿をすることがとても重要です。

一眼レフが良い理由

なぜ一眼レフで写真にこだわるべきかと言うと、スマホで撮影したのと一眼レフで撮影したのとでは、魅力の伝わり方が違ってくるからです。

スマホのカメラ機能や加工アプリの進化で画質が綺麗なのは僕も驚いています。

SNSに投稿するのに効率の良さを考えても、スマホの方が便利なのは確かで、写真家として危機感を感じています。

だけどスマホで撮影した写真は、どうしても趣味の延長に思われてしまいます。

一方、一眼レフで撮影した写真を投稿すると、写真へのこだわりやSNSで役立つ情報を発信したいという強い想いが伝わりやすくなるんです。

それを考えると、インフルエンサーとして案件を受けるなら、一眼レフでの撮影がオススメと言えます。

では、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

一眼レフとスマホカメラのメリットデメリット

「インスタに投稿するなら画質の違いなんてわからないんじゃない?」と思うかもしれませんが、スマホカメラと一眼レフの違いを知ると「一眼レフが良い」と言うことがわかります。

スマホで撮影するメリット

スマホで撮影するメリットは、瞬時に撮影ができてそのまま加工してSNSに投稿することができるところです。

スマホカメラの特徴は、今この瞬間を写真に撮りたいと思ったら、カメラを起動させて瞬時に撮ることができます。

日常の様子や、友達との思い出の写真をシェアするためにインスタを利用している場合は、スマホの方が使いやすいのは明らかです。

それに、スマホカメラで撮影した写真をそのままアプリで加工することもできるし、加工後はすぐにインスタへ投稿することもできて効率的です。

だけどスマホで撮った写真をよく見ると、背景のボケ感がイマイチだったり、ズームで撮ると画質が荒くなったり、色味がイマイチだったりすることが多いんです。

インフルエンサーとして写真にこだわりをもつと、スマホカメラでは物足りなさを感じるでしょう。

スマホで撮影するデメリット

スマホ撮影のデメリットを感じない人は多く、写真家をしていると次のようなデメリットがあることに気づきました。

・背景のボケ感がイマイチ
・ズームで撮ると画像が荒くなる
・イマイチ構図が決まらない

では、詳しくお話しします。

背景のボケ感がイマイチ

スマホで撮影すると、どうしても背景のボケ感が不自然に見えてしまいます。

その原因は、スマホは擬似的に背景のぼかしを作るため、一眼レフのような柔らかいボケ感を表現したり、細かいボケ感を調整することができないからです。

自然で魅力的なボケ感は、一眼レフの方が圧倒的に優れています。

ズームで撮ると画像が荒くなる

スマホのズーム機能は『デジタルズーム』といって、スマホ画面に写っているものを、ただ拡大しているだけなんです。

画素数はそのままで、拡大すると1つのピクセルがただ拡大するだけなので画像が荒くなってしまいます。

例えば、スマホで画面をズームにした場合のイメージを作ってみると、下記のような感じになります。

左がズームせずに引きで撮影をした写真で、右側がスマホの画面をズームにして撮影をした写真のイメージ。

スマホの場合は、一眼レフのように「ズーム」と言う感覚ではなく、「拡大する」と言う感覚になるので、画像が荒くなってしまうんです。

スマホの画面の解像度は「72dpi」が標準で、1インチ(25.4mm)の四角の中に72個のピクセルあります。

スマホでズームにすると、その1インチの四角の中の72個の数が、ただ拡大しているだけなので、画像が荒くなってしまうと言うことなんです。(少し難しいですね…)。

では次に、同じ写真で一眼レフでズーム撮影をした写真を見てみましょう。

一眼レフのレンズをズームにしても、画質は荒くなりません。

一眼レフは「デジタルズーム」ではなく、レンズの中に入っている数枚のレンズの組み合わせによってズームになったり広角になったりする仕組み。

わかりやすく言うと、虫眼鏡を近くしたり遠くしたりする感覚に似ているでしょう。

レンズの場合は、ズームにしてさらにピントを合わせることができるため、ズームにしても画質が綺麗なままで撮影をすることができます。

イマイチ構図が決まらない

構図がイマイチな理由は、単純にスマホで撮影しているからです。

三脚に立てたり、撮ってくれる人がいるなら構図の自由度は上がりますが、スマホで撮影をしている以上は、どうしても構図が限られてしまいます。

先ほどのように、画像が荒くなるからできるだけズームを使いたくないし、そうなると自分自身が動いて被写体との距離を調整して撮らなきゃいけないし。

一眼レフなら、ボケ感、綺麗なズーム、明るさの調整、色温度の調整、構図の自由度も高くなるので、より魅力的な写真を撮ることができると言うことです。

一眼レフで撮影するメリット

では一眼レフで撮影するメリットはと言うと、主に次のような感じでしょう。

ボケ感、綺麗なズーム、明るさの調整、色温度の調整、構図などの自由度が高い。

一眼レフの特徴は、ボケ感、綺麗なズーム、明るさの調整、色温度の調整、構図などの自由度が高くなること。

さらに、自撮りではなく一眼レフで撮ってもらうことで、被写体との距離が自由に調整できるため、より自由度の高い写真を撮ることができます。

ただ一眼レフの場合は、撮影する準備が必要になるし、撮影した写真をすぐにインスタなどのSNSに投稿できないのがデメリット(この次の項目で詳しく解説しています)

最近は、インスタ用の写真を格安で撮ってくれるフォトグラファーもいて、インスタの写真にこだわるなら繋がっておくことをオススメします。

投稿写真用にサイズ調整もしてくれるし、自然な美肌補正などをしてもらえたり、無料で相談を受けてくれる人もいます。

一眼レフで撮影するデメリット

一眼レフで撮影すると「自由度」は上がるが、その反対にデメリットを感じる人も多く、その代表的なデメリットが次のような感じでしょう。

  • 撮影する準備が必要になる
  • 撮影した写真をすぐにSNSに投稿できない
  • フォトグラファーとの繋がりが必要

では、一眼レフで撮影するデメリットについて、くわしくお話しします。

撮影する準備が必要になる

一眼レフでの撮影になると、カメラ本体にレンズを取り付けたり、場合によってはストロボも準備する必要があります。

それに、一眼レフで自撮りをする場合は三脚が必要になって、カメラの準備をするのに時間が掛かったり荷物が増えてしまう。

専属のフォトグラファーがいれば、カメラの準備をする必要はないが、2人1組でペアになって行動することも考えなければいけません。

初対面のフォトグラファーだと「2人で行動するのは不安」といったモデルも多いです。

その不安はフォトグラファーの過去の作品を見たり、モデルとしての条件を提示することで解消することができます。

撮影した写真をすぐにSNSに投稿できない

一眼レフで自撮り写真を撮る場合、画質も背景のボケ感も綺麗で自由度は上がりますが、すぐにSNSに投稿したいと思った時に不便を感じるかもしれません。

例えば、一眼レフからSNSに投稿するまでの流れは、次のような感じです。

撮影したデータをパソコンに取り込む。

パソコン版のレタッチソフトでレタッチをする。

SNS用に画像サイズを調整する。

投稿したい写真をスマホに保存してインスタに投稿する。

と言った感じで手間が掛かります。

もし専属のフォトグラファーがいれば、サイズ調整、レタッチなどを任せることができるので、1人で投稿写真を作る手間は掛からないし、写真の質も高くなります。

フォトグラファーとの繋がりが必要

1人で自撮りをすると手間が掛かることも、フォトグラファーと組めば、効率を上げることができるので、その時間を利用してブランディングに集中することができます。

もし知り合いにフォトグラファーがいない場合は、フォトグラファー探しをしなければいけません。

フォトグラファーの探し方

主なフォトグラファーの探し方は、次の3つ。

  • マッチングサイトでフォトグラファーを探す
  • SNSからフォトグラファーへDMを送る
  • フォトグラファーの公式サイトからコンタクトをとる

では1つずつご説明しますね。

マッチングサイトでフォトグラファーを探す

「マッチングサイト」と言っても男女が出会いを求めるサイトではなく、フォトグラファーとモデルのマッチングサイトのこと。

有名なサイトで言えば、

  • ふぉとる
  • Our Photo
  • Remember

などを活用する方法があります。

ふぉとる

「ふぉとる」は、スマホ1つで簡単にフォトグラファーに依頼ができる、フォトグラファーとオンラインでマッチングできるサービスです。

「ふぉとる」の特徴は、写真スタジオや出張写真撮影サービスに比べて格安でフォトグラファーに依頼ができるところ。

コンシェルジュサービスがあるので、希望の撮影内容に合わせてフォトグラファーを紹介してもらえたり、いつどんな写真を撮ってほしいのかを伝えるだけで、依頼内容に合ったフォトグラファーを紹介してくれます。

Our Photo

「Our Photo」の特徴は、フォトグラファーを決めれない時に希望する内容を投稿すれば、フォトグラファーから提案してもらえるところ。

「ふぉとる 」と同じように、審査を通過したフォトグラファーしか登録ができないので、それなりに撮影技術を持っている人ばかり。

写真にこだわりたい場合にオススメです。

「Our Photo」のサイトはこちら

Remember

「Remember(リメンバー)」の特徴は、モデルとフォトグラファーをマッチングするのに特化したサイトです。

家族写真や記念写真を依頼するサイトではなく、モデル撮影の依頼をしたい場合、モデル撮影の仕事を受けたい場合に利用している人が多い印象です。

もちろんインフルエンサーとして、インスタ用の投稿写真の撮影することもできます。

「ふぉとる 」や「Our Photo」のようにフォトグラファー審査があるわけではないので、あなた自身で過去の作品を見て判断するしかありません。

「初対面のフォトグラファーは不安」といった場合は、あまりオススメできません。

モデル撮影の経験があるフォトグラファーを探す場合にオススメです。

「Remember」のサイトはこちら

SNSからフォトグラファーへDMを送る

フォトグラファーのSNSを見て、気になった場合や「こんな写真撮ってほしい」と思った場合は、DMで相談するのもフォトグラファー探しに効果的です。

ただ、DMを送る場合は、

「なぜそのフォトグラファーにお願いしたいのか」
「有料で考えているのか無料でお願いすることは可能なのか」

を明確にして、想いを伝えることが大切です。

フォトグラファーの公式サイトからコンタクトをとる

フォトグラファーは、これまでに撮影した写真をSNSだけではなく、ポートフォリオサイトに公開している場合も多いです。

サイトには必ずと言っていいほど「お問合せフォーム」が設置されているので、そこからフォトグラファーに相談するのがオススメです。

SNSのDMとは違って、メールアドレスを連絡先に指定することができるので、インスタのDMより安心して相談することができます。

ちなみに僕のポートフォリオサイトはこちら。

最後に、後悔しないために

ということで、インスタ用の写真撮影をしてくれるフォトグラファーの探し方について話してきましたが、あなたに合ったフォトグラファーを探す方法のイメージができましたか?

もちろん僕も写真家としてインスタ用の写真撮影を受けているので、気軽に相談だけしてもらっても構いません。

もちろん、相談したからといって必ず依頼をしなければいけないものでもないので、しつこい勧誘は一切しません。

なぜ相談したのに依頼をしなくてもいいのかと言うと、「悩んだらまず行動してみる」ことが大切だからです。

今しかできないことは今する

僕はフォトグラファーが集まる写真講座に出席したことがあります。

当時の僕は、Canon 7Dの本体1台、標準レンズ1台しか持っていませんでした。

本格的に「写真家」を目指すために、少ない貯金の1部を一眼レフに投資して、3年後には一眼レフの本体が3台、レンズ4台、ストロボ2台、レフ板、スタジオ撮影用の背景セットを購入。

その購入経緯をブログで発信したことで、17名のモデルの方と作品撮りをすることができました。

さすがに貯金は底をつきましたが、あの写真講座に参加していなければ、一眼レフを増やす行動をせず、17名のモデルと作品撮りはできなかったでしょう。

その講座で、心が動かされた言葉があります。

あの時やっておけばよかった

という、単純な言葉でした。

おじいちゃん、おばあちゃん達の後悔

写真講座を主催した講師が、実際におじいちゃんやおばあちゃん達から聞いた言葉です。

それが、

「あの時やっておけばよかった」

と言う言葉。

おじいちゃん、おばあちゃん達にこれまでの人生について聞くと「今とても後悔している」と答える人が多かったようです。

10代には10代にしかできない、体力があるからできることがある。
30代には30代にしかできない、アイデアをどんどん出力する環境がある。
50代には50代にしかできない、自由な環境で生活する方法がいくつもある。

おじいちゃんやおばあちゃんになってもできることはあるりますが、体力やアイデアや自由は、歳をとるとできなくなるかもしれません。

体調的にも意欲的にも。

「あの時やっておけばよかった」

この後悔の言葉はとても重く、そして、50代の僕にも「まだまだできることはたくさんあるよ」って教えてくれているような気がしました。

お金はあるうちに投資する

「お金があるならどんどん投資しよう」と言っても、意味のないことにお金を使うのはダメなことです。

インフルエンサーを目指しているなら、どんどん進化する最新のスマートフォンを買わず、一眼レフを買う方が、自分の価値を上げることができます。

もちろん、目的があるなら最新のスマホを購入してもいいでしょう。

もしあなたが、インフルエンサーを目指すためにインスタの投稿写真をフォトグラファーに依頼するなら、それはとても価値のある「投資」です。

大事なのは「あの時やっておけばよかった」と口癖のように言って人生を過ごさないこと。

行動すれば、きっと心は『スッキリ』するはず。

オンラインサロン『雫-SHIZUKU-』12月1日開設

写真作家リョウ主催
オンラインサロン『雫-SHIZUKU-』。

公開日 : 2025年12月1日

モノクロ写真を通じて、
水面に落ちる雫のように静かに感性を育てるコミュニティ。

光と影のあいだにある静けさを感じながら、
あなた自身の“見る力”と“表現する力”を磨く。

公開前のページを見て、
オンラインサロン『雫-SHIZUKU-』の世界を感じる。

写真作家リョウのオンラインサロン

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