インスタ用の写真を撮ってくれるフォトグラファーの探し方。
サムネイル画像引用 : Georgia de Lotz
ここ数年で日常化してきたInstagram(以下、インスタと省略)。企業のマーケティングに利用したり、個人のブランディングに利用したり、ビジネスアピールするツールとして重要な役割をもつようになりました。
インスタを活用すれば「フォロワー数の増加→集客→収益化できる」思っている人も多いのではないでしょうか。
だけど実際インスタを使ってみると、そんな簡単にいかないのがインスタマーケティングの難しいところ。
インスタマーケティングは、人の役に立つ情報を発信することも大事ですが、それと同じように、投稿する写真の魅力が伝わらなければキャプションを読んでもらうことすらできません。
魅力的な写真を投稿するには個人では限界があります。フォトグラファーとペアになることも考える必要があるでしょう。
そこで今回は、魅力的な写真を撮ってくれるフォトグラファーを探す方法について話したいと思います。。
とくにインフルエンサーを目指している場合、フォロワー数はとても大事なので、フォトグラファーとペアで活動する方法も視野に入れてはいかがでしょうか。
目次
投稿写真にこだわるなら一眼レフ
スマホのカメラ機能が進化してきたからといって、自撮り写真を投稿したり、加工で不自然に顔が小さくなったりしていませんか?
自分では魅力的な写真と思っていても、第三者から見ると「不自然」と思われている写真が結構多いものです。
そもそもスマホカメラと一眼レフでは、カメラの仕組みが違うので、それぞれの特徴を生かしてインスタの投稿をつくる必要があります。
スマホカメラの特徴
スマホカメラの特徴は、今この瞬間を写真を撮りたいと思ったら、すぐにカメラを起動させて写真を撮ることができるところ。
さらに撮影した写真をその場で加工して、インスタなどのSNSに投稿することができて効率がいいところでしょう。
ですがスマホで撮った写真を後で見てみると、背景のぼかし具合がイマイチだったり、ズームで撮るといつも画質が荒くなる、構図がイマイチだったりといったことが多くあります。
背景のぼかし具合がイマイチな理由
スマホで撮影すると背景のぼかし具合が不自然になる理由は、スマホは、機械で擬似的に背景のぼかしを作るため一眼レフのような柔らかいボケ感を表現することができません。
ズームで撮ると画像が荒くなる理由
スマホのズーム機能は「デジタルズーム」といって、スマホに写っているものをただ拡大しているだけなんです。
デジタルの画面の解像度は「72dpi」が標準で、1インチ(25.4mm)の四角の中に72個のピクセルがあります。
スマホでズームにすると、その1インチの四角の中の72個の数がそのままで、ただ拡大しているだけなんですね。
構図がイマイチな理由
構図がイマイチな理由は、単にスマホで自撮りしているからなんです。
三脚に立てたり撮ってくれる人がいるなら構図の自由度は上がります。だけど、スマホで撮影をしている以上はどうしても構図が限られてしまいます。
一眼レフなら、ボケ感、綺麗なズーム、明るさの調整、色温度の調整、構図の自由度も高くなるので、より魅力的な写真を撮ることができます。
一眼レフの特徴
一眼レフの特徴は、先ほど話したように、ボケ感、綺麗なズーム、明るさの調整、色温度の調整、構図の自由度が高くなること。
さらに、自撮りではなく一眼レフで撮ってもらうことで、より魅力的な写真を撮ることができます。
ただ一眼レフの場合になると、撮影する準備が必要になる、撮影した写真をすぐにインスタなどのSNSに投稿できないのがデメリットです。
最近は、インスタ用の写真を格安で撮っているフォトグラファーもいるので、繋がっておくと投稿写真データのサイズ調整や、自然な美肌レタッチなどをしてもらえるので、繋がっておくといいでしょう。
当ブログでも美肌レタッチについて書いた記事があるのですが、美肌レタッチはやりすぎに注意が必要です。
自然な美肌補正(レタッチ)はこれ!Lightroom CCで簡単に美肌にする方法
撮影する準備が必要になる
一眼レフでの撮影になると、カメラ本体にレンズを取り付けて、場合によってはストロボも準備する必要があります。
しかも、一眼レフで自撮りをする場合は三脚も必要になるので、準備するのに時間が掛かったり荷物も増えます。
専属のフォトグラファーがいれば、そう言った準備をする必要がないので、2人1組でペアになって行動することも考えなくてはいけません。
撮影した写真をすぐに投稿できない
一眼レフで写真を撮ると画質も背景のボケ感も綺麗で自由度はとても上がります。だけど、すぐにSNSに投稿したいと思った場合に投稿できないのが残念なところ。
撮影したデータを一旦パソコンに入れてレタッチし、投稿したい写真をスマホに保存してインスタに投稿する。こういった手間は掛かります。
すぐに投稿することはできませんが、フォトグラファーがいると、サイズ調整、レタッチなどをしてもらえるので、一人で投稿写真を作る手間は省けます。
フォトグラファーとの繋がりが必要
自分1人だと手間が掛かることも、フォトグラファーと組めば効率を上げることは可能です。ただし、知り合いにフォトグラファーがいない場合は、探す手間が掛かります。
そこでフォトグラファーを探す方法をシェアするので、参考にしてみてください。
フォトグラファーの探し方
画像引用元 : UnsplashのWilliam Bayreutherが撮影した写真
フォトグラファーの探す方法でおすすめなのは下記の3つ。
- マッチングサイトで探す
- SNSからDMを送る
- 公式サイトからコンタクトをとる
では1つずつ解説していきます。
マッチングサイトで探す
マッチングサイトと言っても男女が出会いを求めるサイトではなく、フォトグラファーとのマッチングサイト。
有名なサイトで言えば、
- ふぉとる
- Our Photo
- Remember
があります。
ふぉとる
「ふぉとる」は、スマホ1つで簡単にフォトグラファーに依頼ができる、フォトグラファーとオンラインでマッチングできるサービスです。
「ふぉとる」の特徴は、写真スタジオや出張写真撮影サービスに比べて格安でフォトグラファーに依頼ができるところ。
コンシェルジュサービスがあるので、希望の撮影内容に合わせてフォトグラファーを紹介してもらえたり、いつどんな写真を撮ってほしいのかを伝えるだけで、依頼内容に合ったフォトグラファーを紹介してくれます。
短時間でサクッと撮影してほしい場合にオススメです。
Our Photo
「Our Photo」の特徴は、フォトグラファーを決めれない時に希望する内容を投稿すれば、フォトグラファーから提案してもらえるところ。
「ふぉとる 」と同じように、審査を通過したフォトグラファーしか登録ができないので、それなりに撮影技術を持っている人ばかりです。
写真にこだわりたい場合にオススメです。
Remember
「Remember(リメンバー)」の特徴は、モデルとフォトグラファーをマッチングするのに特化したサイトというイメージです。
家族写真や記念写真を依頼するサイトではなく、モデル撮影の依頼をしたい場合、モデル撮影の仕事を受けたい場合に利用している人が多いです。
もちろんインフルエンサーとして、インスタ用の投稿写真の撮影することもできます。
ですが、「ふぉとる 」や「Our Photo」のようにフォトグラファー審査があるわけではないので、あなた自身で過去の作品を見て判断する必要があります。
モデル撮影の経験があるフォトグラファーを探す場合にオススメです。
SNSからDMを送る
フォトグラファーのSNSを見て、気になった場合や「こんな写真撮ってほしい」と思った場合は、DMで相談するのも効果的です。
ただDMを送る場合は、しっかりと想いを伝えることが重要で、「なぜそのフォトグラファーにお願いしたいのか」「有料で考えているのか無料でお願いすることは可能なのか」。
以前に僕が「インスタからモデルにDMを送る前に必要なこと」の記事を書いたことがありますが、その反対も同じことが言えるんですね。
フォトグラファーにDMを送る前に必要なこと。立場を変えてこちらの記事を読んでみてください。もしかすると、「今気がついた!」と思うことがあるかもしれません。
インスタからモデルに撮影依頼のDMを送る前に必要なこととは?
公式サイトからコンタクトをとる
フォトグラファーは自身の撮影した写真作品をSNSだけではなく、ポートフォリオサイトで公開している場合も多いです。
サイトには必ずと言っていいほど「お問合せフォーム」が設置されているので、そこからフォトグラファーに相談する方法もあります。
SNSのDMとは違って、メールアドレスを連絡先に指定することができるので、インスタのDMより安心感はあります。
当サイト「COAフォト」の場合、一般の方専用の無料相談フォームは、「一般向けお問合せフォーム」から、メルアドのみで相談をしていただくことができるので、安心感があります。
COAフォトの写真撮影サービス
ということで、インスタ用の写真撮影をしてくれるフォトグラファーの探し方について話してきましたが、あなたに合ったフォトグラファーを探す方法のイメージができましたか?
もちろん「COAフォト」でも、インスタ用の写真撮影サービスを行なっており、3つのプランをお選びいただくことができます。
詳しくは下記のページをご覧ください。
出張写真撮影の料金とご依頼について | 京都府宇治市のアート×写真家「COAフォト」
今しかできないことがある
今から3年前、僕はフォトグラファーが集まる写真講座に出席したことがあります。当時の僕は、Canon 7Dの本体1台、標準レンズ1台しか持っていませんでした。
これから本格的に写真家を目指すために、少ない貯金の1部を一眼レフに投資することにして、3年後には一眼レフの本体が3台、レンズ4台、ストロボ2台、レフ板、スタジオ撮影用の背景セットを購入。
さすがに貯金は底をつきましたが、あの写真講座に参加して一番心をうたれた言葉の意味を知ることができました。
「あの時やっておけばよかった」
という、単純な言葉です。
おじいちゃん、おばあちゃんの後悔
写真講座を主催した講師が、実際におじいちゃんやおばあちゃんから聞いた言葉だそうで、みんな同じように「あの時やっておけばよかった」と後悔しているそうです。
10代には10代にしかできない、体力があるからできることがある。
30代には30代にしかできない、アイデアをどんどん出力する環境がある。
50代には50代にしかできない、自由な環境で生活する方法がいくつもある。
おじいちゃんやおばあちゃんになってもできることはあるけど、体力もアイデアも自由も、もしかしたら経験できなくなってしまうかもしれません。
「あの時やっておけばよかった」
この後悔の言葉はとても重く、そして、今40代後半の僕にも「まだまだできることはたくさんあるよ」って教えてくれているような気がします。
お金があるならどんどん投資しよう
「お金があるならどんどん投資しよう」と言っても、意味のないことにおことにお金を使わないでほしい。
カメラ機能がどんどん進化する最新のスマートフォンを買うなら、一眼レフを買う方がいい。もちろん、目的があるなら最新のスマホを購入してもいいと思います。
もしあなたがインフルエンサーを目指すために、インスタの投稿の写真をフォトグラファーに依頼するなら、それはとても価値のあるお金の使い方です。
大事なのは「あの時やっておけばよかった」と口癖のように言って、人生を終わらせないこと。
撮影に関する相談だけではなく「SNSにどのような写真を投稿すればいいの?」とか、「オススメのロケ地はどこ?」などでも下記より相談していただいてもOKです。
写真に関して気がかりなことがあれば、遠慮なく相談してください。